>  > MACOが表現した“新たな自分”

アルバム『交換日記』インタビュー

MACOが語る、全曲新曲アルバムで表現した“新たな自分”「恋愛観も良い意味で大人になった」

関連タグ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 MACOが、アルバム『交換日記』を12月5日に発売する。全曲新曲で構成された今回のアルバムでは、カウントダウン形式で収録曲の先行配信を行っており、11月30日「LUV U MORE feat. SALU」、12月1日「交換日記」、12月2日「君以外もう知らなくていい」、12月3日「YU-RA YU-RA」、12月4日「マイサンタクロース ~あなたと過ごすクリスマスイブ~」の5曲を発売前に聞くことができる。

 楽曲を公開する新たな試みや、これまでのイメージから一変したナチュラルなイメージのビジュアルが示すように、サウンド・歌詞ともに“新たなMACO”を感じ取れる作品に仕上がっている本作。同郷のSALUを招いた「LUV U MORE feat. SALU」はじめ、収録曲の制作についてMACOに聞いた。(編集部)

自分を解放してあげる気持ちで作った

ーー今回の『交換日記』はビジュアルも含め、これまでのアルバムから全体的にガラッと変わった印象があります。

MACO:全体的に「家にいる自分」っぽくしたくて。クールと表現されることもあるんですけど、基本的にはナチュラルな雰囲気を意識しました。アイラインをがっちり引かなかったり、部屋の中っぽいシチュエーションで撮影したり。デザイナーさんが「ナチュラルなMACOちゃんを今回は見せていこう」と提案してくれたんです。新しいものに挑戦するのって、やっぱり怖いじゃないですか。でも、色んなところをみなさんに委ねて作ることができた作品だと思います。

ーー曲に関してはHIPHOPやシンセポップ、2Stepだったり、色んなジャンルをさらにセンス良く選び取れるようになったのかなと。

MACO:そうですね。Matt(Matt Cab)やMATZたちとは、『22』『23』のころ積極的にスタジオに入ってセッションして曲作りをしてたんです。だから今回は原点回帰して、そこにSUNNY BOYくんやUTAくんも参加してもらって、自分を解放してあげる気持ちで作ったんですよ。

ーー僕も聴いていて『22』『23』のころを思い出しました。洋楽ポップスに近いサウンド感に日本語の歌と歌詞が綺麗に乗っているというか。曲も先ほど話していただいたようにナチュラルでラフな感じになっているのはその試みがあったからなんですね。

MACO:そうなんです。メジャーデビューからこれまではガッチリ作ってきたし、それも悪くはないんですけど、私の中から出てくるメロディを作曲に繋げたくて、セッションから生まれるラフさとか、作家さんがくれるイメージを受けて、描く歌詞の幅も広がりました。

ーー歌詞もかなりラフになってますね。今までならもっとカッチリした言葉遣いにしていたところを、あえて口語調のまま残していたり。内容もこれまでは解像度が高い印象でしたけど、あえて抽象的な表現を多く使ってるのかなと。

MACO:これまでの歌詞ってほぼ実体験だったんですけど、今回は作家さんからもらったインスピレーションを大事にして物語を書いていった感覚です。いつも「この歌詞は全部MACOちゃんの実体験なの?」って聞かれるんですけど、今回に限ってはちょっと違うんですよ。

ーーいわゆる職業作家的な作り方をしてみたんですね。

MACO:そう。自分で物語を作ったり、漫画の世界に自分がいるような感じで描いてみたり。

ーーだからなのか、歌詞と音の関係性がすごく良くなったと思います。自作曲が多いからかもしれませんが、きっちりした言葉で歌うよりも、音とのフィーリングを重視した歌詞なのかなと。

MACO:「YU-RA YU-RA」も「バレバレ」もそうですよね。言葉のチョイスも、楽曲のイメージから湧き出てきたものをそのまま歌詞にしたのは、大きな挑戦だったかもしれません。でも、みんなが不思議がらずに受け入れてくれたので、自分の中から最初に出たものが一番良いものなのかもと信じて作ることができました。

ーーMACOさんの今までの楽曲って、スコンと抜けてくる強さやキャッチーさがあるんですけど、今回は英詞始まりのサビや、力の抜けた感じだったり、ストリーミングや他のアーティストと続けて聴いていても自然に入ってくるようなキャッチーさがあるんですよね。

MACO:今回、聴き疲れちゃう曲はあんまり作りたくないなって思ってて。一曲聴いただけでお腹いっぱいにならずに、何回も聴きたくなるような曲を作ったつもりですし、曲の長さはかなり意識しました。だから「YU-RA YU-RA」も「LUV U MORE feat. SALU」も結構あっさり終わっちゃうんですよ(笑)。

ーーここまで作品をトータルで考えて、新しいことに挑戦するのは初めてじゃないですか?

MACO:そうなんです。今まではそこまで考えるところに行き着いてなかったんですけど、ストリーミングで音楽を聴くことも含めて、色々時代が変わっていく中で、今までの自分らしさも残しつつ、ちょっとだけその時代に乗れたらな、と思って。

ーーなるほど。洋楽ポップスと並べて聴きたくなるポイントとして、リズムがものすごく立ってることも印象的で。そのぶん歌のノリも強調されていますし。

MACO:歌詞もポジティブなものが多いし、リズムもノリやすい曲ばかりで、歌う時は楽しめました。私、レコーディングに関しても緊張しいなので、いつもいない人がいるとうまくいかなかったりして(笑)。でも、いつものメンバーで楽しくリラックスして作れたから、その楽しさも歌に乗っているのかもしれません。

ーーアルバム自体も全部新曲で、カウントダウンで配信リリースをしていくそうですね。

MACO:今までライブでも歌ってこなかった新曲たちだからサプライズ感もあるし、5曲連続でリリースすることで、ワクワクも感じてもらえたら嬉しいです。1曲目にSALUくんとの曲を出して、みんなをビックリさせたかったのもあります(笑)。

ーー『君の腕の中は世界一あたたかい場所』や『#今日が地獄になるかは君次第だけど救ってくれるのも君だから』を手がけているふせでぃさんによるイラストも、可愛いですね。

ふせでぃイラスト

MACO:ずっとインスタを通じてファンだったんです。『交換日記』ってタイトルを決めた時に、彼女のことが浮かんだんです。基本ふせでぃさんの絵って部屋の中でのイラストが多くて、好きな人とくっついて寝てたかと思えば、切ないポエムが添えられていたり。私も家にいることが多いし、今回のジャケットは部屋の中なので、このタイミングでお願いしました。イラストはブックレットの中にも入っていて、自分のイラストが上がってきた時はすごく感動しました。ジャケット撮影にも来ていただいて、うちのドワフちゃん(MACOが飼っているうさぎ)も描いてもらったり。

ーーちなみにふせでぃさんの描くイラストや文章のどんな部分に共感したんでしょう?

MACO:ふせでぃさんが描く男性って、みんなが好きそうな男の子像なんですよね。恋愛をもっと世の中の女の子に楽しんでほしいという思いは同じで、すごく話も合ったんです。

「MACOが語る、全曲新曲アルバムで表現した“新たな自分”「恋愛観も良い意味で大人になった」」のページです。の最新ニュースで音楽シーンをもっと楽しく!「リアルサウンド」は、音楽とホンネで向き合う人たちのための、音楽・アーティスト情報、作品レビューの総合サイトです。

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版