E-girlsが語る、新しいグループ像とホールツアーの景色 鷲尾伶菜「全員にそれぞれの未来がある」

E-girlsが語る、それぞれのビジョン

 E-girlsの23rdシングル『シンデレラフィット』が、7月24日にリリースされた。ミスタードーナツが提供するタピオカドリンク「Tap! Tap! Tapioca!」のCMソングに起用され、すでにお茶の間にも馴染みのある表題曲は、E-girlsの代表曲「Follow Me」を手がけたArmySlickとGiz’Mo(from Jam9)のコンビが楽曲を、LDH所属の作詞家・ 小竹正人が作詞を担当した意欲作だ。CMにはパフォーマーの楓、佐藤晴美、坂東希、山口乃々華の4名が出演し、フレッシュなE-girls像を打ち出している。

E-girls / シンデレラフィット(CINDERELLA FIT) Music Video

 新たな代表曲ともなりそうな同作に、メンバーたちはどんな気持ちで臨んだのか。そして、E.G.familyの一員として、全国34公演を駆け抜けた初のホールツアー『E.G. POWER 2019 ~POWER to the DOME~』を終えた彼女たちは今、どんなビジョンを見据えているのか。11人それぞれの横顔に迫る。(編集部)【インタビュー最後にプレゼント情報あり】

藤井夏恋「今の私たちに“シンデレラフィット”する曲」

ーー「Tap! Tap! Tapioca!」のCMでは、パフォーマーの4名がフィーチャーされていたのが新鮮でした。これまでにない見せ方で、新しいE-girlsを感じたファンも多かったと思います。

佐藤晴美:パフォーマーの4人でCMに出るのは初めてだったので、緊張もしましたが楽しかったです。E-girlsはパフォーマーもアーティストの一員となっているグループだというイメージを、改めて見せることができたのも良かったし、「Tap! Tap! Tapioca!」のイメージともぴったりの映像になりました。

山口乃々華:4人それぞれのキャラクターとドリンクのイメージも合っていたのかなと。ちなみに私は抹茶ミルク担当です。苦味もあるけれど、それ以上に甘くてまろやかな味わいが特徴で、幅広い世代の方が美味しく飲めると思います。

楓:私はストリベリーソーダ担当で、(坂東)希がマンゴーオレンジ担当。リーダーの晴美は定番のミルクティー担当です。タピオカ自体にも味がついていて、どれも美味しいです。

坂東希:いや、私のマンゴーオレンジが絶対、一番美味しいと思います。

全員:(笑)。

ーーダンスの振り付けも印象的ですね。特にサビの<True True>に合わせた振り付けは、何度も見たくなるようなユニークさがあります。

SAYAKA:タピオカをイメージして作っていただいた振り付けなんです。サビはすごくキャッチーだけど、実はすごく運動量が多い難しいダンスで、そのギャップがE-girlsらしいところ。スタジオで定点から撮影したフル尺バージョンのビデオも公開されているので、ダンスが好きな方はぜひご覧いただいて、一緒に踊ってもらえると嬉しいです。

E-girls / シンデレラフィット(CINDERELLA FIT) Dance Practice Video

ーー楽曲はすごくポップで、「Follow Me」や「ごめんなさいのKissing You」などに近い作風ですね。

鷲尾伶菜:「Follow Me」を制作していただいた方に作曲をお願いしていて、久しぶりにポップでカラフルな作風です。でも、テンポは抑えめで、表現はより大人っぽくなっています。聴けば聴くほど、音楽的にも面白いと感じていただける作品だと思います。

藤井夏恋:歌詞は私たちのことをよく知る小竹(正人)さんに書いていただきました。小竹さんは「Mr.Snowman」や「Anniversary!!」で描かれたストーリーの三年後のようなイメージで歌詞を書いたそうで、その意味でも今の私たちに“シンデレラフィット”する曲かなと。言葉選びや内容も私たちの成長を感じさせるもので、その上でちゃんとタピオカをモチーフにした歌詞になっているのが面白いですよね。

ーー石井(杏奈)さんも女優としてCM出演の経験がありますが、石井さんから見て4人の映像はどうでしたか?

石井杏奈:「シンデレラフィット」にふさわしいメンバーで、曲の世界観ともピッタリだし、ちゃんとタピオカドリンクが飲みたくなったので(笑)、大成功だと思います。

SAYAKA:「ミスタードーナッツ」って言うときの声も可愛かった!

楓:本当!? 私はもっと良い声を出していると思っていた(笑)。録音された声を聞いたら、イメージと全然違くて、「え、私ってこんな声だったんだ」と思いましたし、ボーカルは本当にすごいなと改めて感じましたね。まだ声の仕事は難しい……。あと、タピオカをイメージしたボールに乗るのも大変でしたね。普段、私たちはダンスをしているけれど、それとは全く違う種類の難しさを感じました。

山口乃々華:初めての経験がたくさんあって、本当に勉強になりました。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる