E-girlsが語る、新しいグループ像とホールツアーの景色 鷲尾伶菜「全員にそれぞれの未来がある」

E-girlsが語る、それぞれのビジョン

佐藤晴美「熱のあるライブになった」


ーーカップリングには、ホールツアー『E.G. POWER 2019 ~POWER to the DOME~』のキックオフソングとなった「EG-ENERGY」が収録されています。

藤井夏恋:この曲は「DANCE WITH ME NOW!」のT.Kuraさんとmichicoさんによるもので、パワーをテーマにしたすごくダンサブルな作品です。振り付けも「DANCE WITH ME NOW!」に負けないくらい運動量が多くて、キックオフソングにぴったりな勢いがあります。

須田アンナ:「シンデレラフィット」と同じ方が振り付けしていて、フルでパフォーマンスするのはかなりハード。思いっきり踊るE-girlsを見せられる曲なんですけど、サビの振り付けはキャッチーで、ライブの一曲目で披露したところ、振り付けを真似してくれるお客さんもたくさんいました。ライブを通じてどんどん育っていった曲で、11体制のE-girlsのアンセムになっていくのではないかと思います。

ーーライブではお客さんの一体感がすごかったですね。

佐藤晴美:今回はホールツアーということで、これまでよりお客さんとの距離が近かったし、行ったことのない土地にもたくさん行くことができました。初めて私たちと会って喜んでくださっている顔をちゃんと見ることができたし、生の声もしっかり届きました。いつもより細やかにお客さんとコミュニケーションをとれたのが新鮮で、私たちもこれまでにない感覚でパフォーマンスをお届けすることができたし、だからこそ熱のあるライブになったのだと思います。本当に貴重な経験で、このライブを糧に私たちはもっとパワーアップできると思いました。

ーーステージ上に階段が組まれていたのも、E-girlsのパフォーマンスを進化させていた印象です。複雑なフォーメーションダンスは見応えがありました。

SAYAKA:E-girlsはこれまでセンターステージでのライブが多かったので、全方位から楽しめるダンスを意識していましたが、今回はホールのステージで階段もあったので、これまでとは違ったパフォーマンスを見せることができたと思います。練習の時は階段がなくて、テープで階段の位置を確認していたので、本番の時は「階段こんなに高いの?」とびっくりしたけれど、ちゃんと新しいE-girlsは見せられたのかなと。

ーーメンバーそれぞれのダンスの個性も活きた振り付けになっていましたね。たとえば石井さんがセンターの時は、アイソレーションがしっかりしたミニマルなムーブになっていたり。

石井杏奈:E-girlsメンバーそれぞれの個性を把握している振付師のAKIKOさんが主導していたので、自然とそうなったのだと思います。(参考:E-girls振付師が語る、11人それぞれのダンサーとしての個性 「鷲尾伶菜は妥協なく踊りきった」https://realsound.jp/2018/06/post-200309.html)あとは、ライブ中にメンバーが満遍なくステージを動き回れるように逆算して作っていったので、立ち位置も自ずと決まっていきました。

ーーE.G.familyとしてのツアーだったため、いろんな組み合わせのグループでのライブが楽しめたのも良かったです。E-girlsの次はスダンナユズユリーでした。

YURINO:スダンナユズユリーを結成して2年くらい経つんですけれど、34公演なんて本当に初めての経験で、私たちにとっても貴重な機会となりました。同じセットリストでも毎回違う印象で、お客さんの反応がこうだったから次はこうしてみようとか、回を重ねるごとに私たち自身が成長できている実感もありました。

武部柚那:不安なところもあったけれど、やるしかない!という気持ちで挑んで、三人のマイクで盛り上げられるように頑張りました。

ーー「TEN MADE TOBASO」はじっくりと聴かせる感じで、ラッパーとしての表現力が格段に上がっていると感じました。

須田アンナ:そう言っていただけるとすごく嬉しいです。「TEN MADE TOBASO」は空を題材にした曲なので、照明の演出もかなりこだわりました。初日と最終日では全然違っていて、照明で夕焼け空を表現してみたり。私たちも空に浮かんでいるような気分で歌っていました。

武部柚那:前がハピネスパートだったので、E-girlsの半分はハピネスということでつなぎを。今回はわかりやすい振りということで、楽曲もサビしか聞いていなかったので、緊張した。裏監督に石井杏奈がいるので安心して34公演やったけれど。まさかE-girlsで一人でステージに立つとは思わなかった。

ーーFlowerとしてのパフォーマンスも久しぶりに見た気がします。専任メンバーの重留真波さんと中島美央さんのソロパートも印象的でした。特に中島美央さんの前転はさらりと披露されていたのが格好よかったです。

鷲尾伶菜:Flowerとしてのパフォーマンスは本当に久しぶりですね。その間、二人はずっとFlowerとしての表現を練ってくれていたので、その成果が出ていたのだと思います。演出としては、新曲となった「紅のドレス」をメインにどうやってFlowerを見せていくかを意識して、今回はサポートダンサーの方に協力してもらうことで、新しさを打ち出してみました。

ーーHappinessはなんと言っても、MIYUUさんの振り付けによるラストのブーティーダンスがすごかったです。終わったかと思ったら、また音楽が鳴って何度も繰り返すという。

SAYAKA:最終公演では7回やる予定だったのが、間違えて8回もやってしまいました(笑)。あれはキツかったけれど、めちゃくちゃ盛り上がりましたね。

楓:Happinessは全員ライブが大好きで、ライブの中で何を見せられるかをみんなで考えるのもすごく好きなんです。今回はツアーの途中でセットリストを変えたり、最終公演では最終公演用のメドレーを作ったりして、その時、その場でしか見ることができないエンタテインメントにこだわりました。私たちはやっぱりライブなんだって、自分たちでも思っています。

ーーライブ後半では、再びE-girlsが登場して「シンデレラフィット」を初披露していましたね。手応えは感じましたか?

須田アンナ:お客さんはCMでサビしか聴いていないはずなのに、イントロがかかった瞬間にザワッて湧いて、私たちの「とっておき」が伝わったことにすごく感動しました。あの瞬間、メンバー全員も気合いが入ったのがわかりました。話さなくても心が一つになったのを感じられて、本当に嬉しかったです。

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