25thシングル『FRUSTRATION』リリースインタビュー
SKE48 初選抜&常連メンバー7人が語る“変化の胎動”「何事も変わっていかないとつまらない」
生きてきた中であんなに盛大な泡を見たことない
――MVでは、アメリカ・ロサンゼルスに上陸したとか。
日高:「意外にマンゴー」(2017年)以来の海外ロケです。
竹内:だから水着かと思ったんですよ最初は。せっかくの海外だし。そうしたら違って、こういう衣装に。
惣田:撮影もそれ以外もすごく楽しかったです!
6人:楽しかった!
浅井:そもそも、街がすごくおしゃれなんですよ。
――なるほど。自然とテンションがあがる。
惣田:そうです! それに「SKE48でロスに行ったんだけど」って言うだけでかっこいいじゃないですか(笑)。満喫しましたね。
竹内:慈子はすごくアメリカ好きで、可愛いくらい浮かれていました。
――そうなんですか?
松本:お仕事なのに、遊び感覚が抜けていなかったな……と今振り返ると思います(笑)。ただ、好きだけど詳しいわけじゃないんです。さりちゃんが詳しいので、いっぱい案内してくれました。
惣田:私も行ったことはなかったんですけど、調べ物が好きなんですよ。だから「○○行きたい!」って言われたらその場所と経路を調べて引率していました。慈子はアメリカかぶれなので本当に嬉しそうでしたね。ホテルでは同室だったんですけど、何気なく「慈子サンキュー」って言ったら「You're welcome.」って返ってきたから。
全員:爆笑
日高:可愛い(笑)。
松本:なりきっていましたね(笑)。
――とすると、現地では遊ぶ時間もあったようですね。
竹内:はい。ずっとわいわいしていました。
日高:私、仕事の関係でみんなより1日遅れて到着したんですよ。なのでそのぶん観光とかショッピングできないな、みんないいな~と思っていたら、さりぴ(惣田)と優希ちゃんがおいしいパンケーキ屋さんに連れて行ってくれました。そのときも、さりぴがお店の行き方から全部やってくれたんだよね。頼もしくて、はじめてお姉さんって思いました。おかげで楽しい思い出を作ることができました。
惣田:えー! うれしい! そう思ってもらえて良かったです。
井上:私は、MV撮影でやった泡パーティーが楽しかったです。今まで生きてきた中であんなに盛大な泡を見たことがなくて! (メンバーを見て)見たことあります?
竹内:ないない! すごかったよね。
――身体がすっぽり隠れそうなくらい、泡まみれになっていましたよね。MVの雰囲気にぴったりのパリピぶりでした。
井上:泡を出す機械があって、そこからぼこぼこ出てくるんです。そんな経験をロサンゼルスでできたのも夢だっと思うくらい楽しかったです。
卒業ソング? というくらい染みる
――ダンスも刺激的でした。振り入れは日本でやったんですか?
松本:そうです。こっちでやってからアメリカに行きました。
日高:すごいダンスですよね。インパクトしかないですよね。
浅井:近々初披露すると思うので(インタビュー時)、ファンの方の反応が気になります。私がまだあまり経験していないセクシー系のダンスなんです。例えば、腰使いが大事になるような。先輩はすごく上手なので、振り入れのときからしっかり見て勉強していました。
日高:大丈夫、その歳(15歳)で上手だったら怖いから(笑)!
――確かに、今までとはちょっと勝手の違うダンスですもんね。
野島:なのでどこが難しかったとかではなく、全部難しかったです!
惣田:レゲエのダンスを取り入れていて、動きがなかなか入らなかったですね。
日高:というか、誰もなかなかできなかったよね(笑)。最初は何が正解かわからないままゆだねていました。
惣田:撮影しながら、スタッフさんが「すごくカッコいいよ!」と言ってくれて。そこで「あ、よかったんだ」って思えるようになりましたね(笑)。
――ともあれ、アッパーでバブリーで絵力のあるMVでした。ステージでのパフォーマンスも楽しみです。
日高:夏はイベントが多いので、SKE48のファンじゃない方も観られる機会が多いんです。なので、ファンの方はもちろんファンじゃない方たちの反応も早く見たいですね。
惣田:それに、「ヘイ!」とか「オラオラ!」とか、一緒に言えるところがたくさんある曲なので、みんなで楽しんで欲しいです。
――そう、歌詞も特徴的ですよね。盛り上がることを考えて書かれたような。
井上:同じフレーズをたくさん言うから、耳に残るんですよね。
日高:そうそう。今の私達にはそれが一番大事だからね。インパクトある振り付けと、キャッチーな歌詞と。
松本:ラップもあってアイドルっぽくない曲なので、ラップ好きな方にも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
――世間に届く日が楽しみですね。ちなみに、今回のシングルのTYPE-Dには野島さんのソロ曲「夢の在処へ」が収録されるとか。
日高:すごい!
野島:「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」で優勝したご褒美として、いただきました。SKE48のシングルと一緒に発売できるのも嬉しいです。歌詞は……「え? 卒業ソング?」って思えるくらいめちゃくちゃ染みる歌詞。愛される曲になるよう、がんばります。
――今回のシングル、野島さんには2つのサプライズがあったんですね。
野島:そうですね。ただソロ曲が入るかどうかは、私から湯浅さんに聞いてわかったんです。「ご褒美があるって聞いていたんですけど、本当にあるんですかね~?」って。そうしたら「入るよ」って湯浅さんが。しかも「いつですか?」って聞いたら「今回のシングルだよ」って言われて、「えーー!」みたいな(笑)。
日高:湯浅さん、ちゃんと伝えてー(笑)!
松本:そっか。樺乃ちゃんの曲が今回たくさん入っているんだ。
――「ゲームしませんか?」の歌唱メンバーにも入っていますからね。TYPE-Dは表題とカップリングの全3曲に野島さんが関わっています。
日高&惣田:いいなーーー!
――先輩たちが妬くほどのご褒美ですね。
野島:嬉しいです。本当に!
惣田:いろんな意味でもりだくさんなシングルなので、楽しみにしてほしいです!