日向坂46 河田陽菜はアイドルからもモテるアイドルに 全方位から愛される理由に迫る

 そんな河田について、『HINABINGO!』で加藤史帆が「彼女は何もしてないんですけど癒してくれる」とべた褒めし、高本彩花もまた「すべての行動がかわいくて愛おしくてたまらなくなる」とゾッコンの様子。後輩である中学生の上村ひなのにさえ「妹にしたい性格でいらっしゃる」と言わせるほどだ。また先輩である欅坂46の織田奈那も「陽菜ちゃんは私が理想とするアイドル像で、完璧な天使」と絶賛している。全方位から愛される天性のキャラクターについて、『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)MCのオードリー春日も「メンバーからの人気も高くて、アイドルにモテるアイドルみたいな立ち位置っていうのも、面白いんじゃないかと」(『月刊B.L.T.』2019年5月号増刊日向坂46版)と解説していた。ただ最近は、佐々木美玲から「いろんな人にキスするのやめなさい!」と叱られているように、誰でも受け入れてしまうことから、メンバー内にやや混乱を招いている。

 河田が人を虜にする理由は他にもあり、宇宙について考えることが好きだったり、Vtuber企画で耳からみたらし団子を降らせるという恐ろしいキャラクター・ゴンを開発したりとその独特の感性も魅力のひとつ。またSHOWROOMの「スナック眞緒」に出演した際に、愛萌が「見た目はおっとりのポワポワな感じで小動物感が溢れているけど、けっこう中身は熱い女。意志も強くて頑張りやさん。このギャップがすごくて、なんかわからなくなる」と、掴みどころがないキャラクターであることを説明していた。河田自身は、できなかったことや失敗したことが「かわいい」で終わっちゃうのがすごく嫌で悔しいと、各インタビューで語っており、濱岸もまたそんな河田について「陰で努力をしているのに、そんな素ぶりを見せないところが、うーん…面白い」と、抜け駆けで練習していることを明かしている(引用:『EX大衆』2018年12月号)。そして、『キュン』の特典映像が「ひらがなけやきを強くしたいです」という言葉から始まるように、グループに貢献することを第一に考えている、その熱さこそが、河田が愛される理由に繋がっているように思う。

 中学時代は応援団に所属していた河田は、クラスではあまり発言できないのに、なぜか全校生徒の前だと大丈夫だという。人前に立つと緊張以上に“やりたい”という好奇心が勝るのだとか。そのため、武道館のような大舞台でも、実に楽しそうにパフォーマンスをする。日向坂随一のダンスメンバーである東村芽依が「私もひなこのダンス、好きです。変な癖がないところがいいなって思ってます。あと、強い表情がかわいい」(引用:『月刊エンタメ」2019年1月号)と賞賛するほど、パフォーマンス面でも光り輝くメンバーのひとりだ。

 ハッピーオーラ満載の日向坂において、河田はメンバーをもハッピーにして日向坂を支える、まさに天使のような存在だ。

(文=本 手)

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