TANAKA ALICE、歌/ラップ/ダンスをこなし新たな時代に輝きを与えるアーティストへ
読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『人生が楽しくなる幸せの法則』の主題歌に起用された「Waiting For U」を聴いて、そのポップでカラフルなサウンドとコケティッシュな歌声&キレのあるラップに魅了された人も多かっただろう。そしてこの歌を歌っている張本人、TANAKA ALICEがモデルのような美貌とスタイル(実際モデル業もやっている)の持ち主であり、さらにはダンスも完璧だと知ると、天は二物も三物も与えるのだなぁと思ってしまう。TANAKA ALICE――2019年さらなる活躍が見込まれる注目アーティストだ。
その才能はティーンの頃から光り輝いていたようで、なんと13歳の時にプロデューサーのGIORGIO CANCEMIの目に留まり、アーティスト活動を始めたというのだから驚く。GIORGIO CANCEMIといえば、HIPHOPグループ、DELiGHTED MINT/So’ Flyや、蔦谷好位置とのユニット、DUMMEEZでの活動で音楽ファンに知られる人物だが、なにより西野カナ「会いたくて 会いたくて」をプロデュースした人といえば、彼がどれだけのヒットメイカーであるかがお分かりになるだろう。
そんな彼に早々に見いだされた彼女は2013年、15歳の時に配信シングル『MAKE ME ALRIGHT』でデビューし、以後2枚のミニアルバムと1枚のフルアルバムをリリース。2014年にはiTunes「NEW ARTIST 2014」に選出されるなど、注目を集めていく。また、そのルックスからファッションアイコンとしてもクローズアップされ、『東京ランウェイ』、台湾『SUPER GIRLS EXPO 最強美少女博覧会』、『日本女子博覧会』などのコレクションにライブゲストとして参加。2015年にはアーティストとして初めてルミネエスト新宿の年間ビジュアルモデルに選出されるなど、多方面で活躍を繰り広げていく。
もちろん、アーティストとしてもシングルをコンスタントにリリースするなど活動を続け、2019年よしもとミュージックエンタテインメントに移籍。2月に冒頭でふれた楽曲「Waiting For U」を配信リリースし、iTunesのHIPHOPチャート1位、総合チャートでも10位という好成績をマークした。そして4月には早くも2019年第2弾シングル『Watch Out!』をリリース。こちらもiTunes総合チャートで10位を記録し、HIPHOPチャートでは2作連続で1位を獲得するという快挙を達成。これを快進撃と言わずして何と言おう。彼女の活躍にこちらもワクワクしてしまう。