BTSの“4次元”キャラ V、味が際立つボーカルと自然体なパフォーマンスに迫る
楽曲制作面でも意欲的であり、『花様年華 pt.1』収録の「Hold Me Tight」ではプロデュースと共にサビをVが作詞作曲している。ファンイベント『BTS FESTA』で発表したRMとの「4 O'CLOCK」や「風景」などのSound Cloudで聴くことが出来る自作曲は、グループでの楽曲とはまた異なるアコースティックで詩的なV個人の感性と世界観が表現されている。
ダンスパフォーマンスではダンスラインであるJ-HOPE、ジミン、ジョングクとはまた違う、力みのない流れるような動きと、ポイントでの表情作りやジェスチャーが印象に残る。パフォーマンス全般において“自然体”を表現することは、BTSの中ではVが最も得意だろう。グループにおいてアイドル的な側面ではルックスとキャラクターの両方で重要な役割を果たしていると同時に、パフォーマンス面では全体の“味”を決める上で重要なアクセントの部分を担っているメンバーと言えるのではないだろうか。
■DJ泡沫
ただの音楽好き。リアルDJではない。2014年から韓国の音楽やカルチャー関係の記事を紹介するブログを細々とやっています。
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