Hey! Say! JUMPはなぜ互いを信頼し合えるグループに? 知念侑李主演ドラマの主題歌から考える

 Hey! Say! JUMPが、今夜の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演。5月22日リリースの24枚目となる両A面シングル『Lucky-Unlucky / Oh! my darling』より、「Lucky-Unlucky」を披露する予定だ。

 「Lucky-Unlucky」は、4月よりスタートした知念侑李の主演ドラマ『頭に来てもアホとは戦うな!』(日本テレビ系)の主題歌としても、すでにファンを楽しませている1曲。未来で待つ“理想の自分”を目指して、背中を押すメッセージソングだ。

 知念が演じるのは、ケンブリッジ大学を主席で卒業した秀才・谷村小太郎。かつて、叔父の斎藤充(生瀬勝久)が経営していた老舗のおもちゃ会社・サイトーに入社し、会社を乗っ取った新社長・延暦寺タテル(佐藤隆太)から、社長の座を奪還するという野望に燃えているという役どころだ。だが、小太郎の前には人生の貴重な時間や労力を奪っていく“アホ”が出現。様々なタイプの“アホ”をどう攻略していくべきか、という痛快コメディに仕上がっている。

 知念は、Hey! Say! JUMPの中でも身体能力がずば抜けて高い。日頃からダンスの振付を覚えるのも早く、空中ブランコなどの舞台演出も難なくクリアしてきた。気持ちの切り替えもスマートで、はたから見れば何でも要領よくこなすタイプに感じられる部分もある。そんな知念は、メンバーからも「天才肌」と呼ばれていて、小太郎のキャラクターにリンクしているように見えて面白い。

 小太郎の前に立ちはだかる“アホ”は、やたらとつるみたがって人の時間を奪っていく“熱血アホ”、ネチネチと才能を羨み足を引っ張ってくる“嫉妬アホ”、すべてを恋のアプローチだと認識してしまう“勘違いアホ”など、多種多様。その“アホ”っぷりもかなり誇張されているので、ドラマというよりは、毎度コントを見ているような気分で楽しめる。

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