“プデュ”新シリーズ『PRODUCE X 101』注目ポイントと変更点は? “1 Pick”の見つけ方も
『PRODUCE X 101』放送に先がけて4月26日に放送されたスペシャル番組では、『PRODUCE 48』で結成されたIZ*ONEと、同番組でボーカルトレーナーを務めたFTISLANDのボーカル、イ・ホンギが登場。『PRODUCE X 101』の見どころを紹介してくれた。その中ではタイからの参加者・ピックや、ランウェイでバク宙を決めたペク・ジン、同じくランウェイでの軽やかなウォーキングが印象的だったユリ、INFINITEのLに似ていると話題になったチャ・ジュノなどが紹介された。中でもPR動画で注目を集めたのは、オヤジギャグならぬオヤジマジックを披露したソン・ミンソ。本格マジックとは言い難いが、とにかく目が離せない彼の手技に、IZ*ONE全員、笑いが止まらなかった。
また、今回の『PRODUCE X 101』では既デビュー組の参戦の多さが目立ち、賛否両論を巻き起こしている。これまでにも“プデュ”シーズン2に出演したNU'ESTのファン・ミニョンやHOTSHOTのハ・ソンウンなど、すでにアイドルとしてデビューした経験があるにも関わらず、成功をおさめることができずに“プデュ”で再起を図るという練習生はいた。けれど今回はセンター候補に上がった練習生だけを見てもUP10TIONのキム・ウソク(ウシン)とイ・ジンヒョク(ウェイ)、MYTEENのソン・ユビンとキム・グクホン、VICTONのハン・スンウとチェ・ビョンチャンと、センター候補を15人中6人、既デビュー組で占有。投票ですべてが決する“プデュ”において、すでに活動した実績があり、ファンを持つ彼らの参戦は公平性を欠くのではないか、と一部で物議をかもしている。とはいえ、参加にOKが出ている以上、彼らも練習生。これまでステージに立ってきた経験がどう生きるかにも着目したい。
『PRODUCE X 101』は、5月3日よりMnetで、日本では5月9日よりAbema TVで放送がスタートする(字幕なしは5月4日から放送)。最終的に選ばれるメンバーが決するのは7月19日になる予定。アイドルの高みを目指す101人の男子の成長と痛みの青春物語でもある“プデュ”の最新シリーズ、今まで欠かさず観てきたという人はもちろん、これまで観たことがないという人にも、ぜひリアルタイムで体感してみてほしい。
■尹秀姫
東京都出身。フリーランスの編集・ライター。K-POPを中心に様々な媒体でインタビュー・コラムを執筆。『韓国語ジャーナルhana』のミュージックページ担当。WANNA ONEの解散であれだけ号泣したのに、今はIZ*ONEが気になっている懲りない性分。