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DISH//が遂げた“ロックバンド”としての独自進化 さらなる飛躍を感じた春ツアー最終公演

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 2011年12月に結成された4人組ダンスロックバンド、DISH//。“ダンスロックバンド”というと、踊れる曲を演奏するロックバンドを想像する人が多いかもしれないが、DISH//はそうではなく、ダンスもできるロックバンドである。デビュー当初は演奏せず、ギターを持ちながら歌ったり踊ったりするスタイルだったが、2016年6月リリースのシングル『HIGH-VOLTAGE DANCER』を機に演奏面を強化。さらに2017年元旦、前所属グループでもドラムを担当していた泉大智(Dr)が加入したことにより、バンド色が一層強まった。

 全国ツアー『DISH// Spring Tour 2019「Dress Up a Burnt Whole Cake !!!!」』の最終公演でも、冒頭からロックバンドとしての側面が強調されていた。北村匠海(Vo/Gt)の芯が通った歌声は会場後方まで気持ちよく突き抜けていき、ロングジャケットをはためかせながら唄う姿は華やかだ。矢部昌暉(Cho/Gt)が掻き鳴らすリフやカッティングは情熱的で、聴いていると気持ちが高ぶってくる。ラップもするし、キーボードを弾くし、DJもするし、少しでも手が空けば前方へ躍り出てスラッシャー(※DISH//ファンの総称)を積極的に煽る橘柊生(Fling Dish/RAP/DJ/Key)は、ものすごいバイタリティの持ち主だ。泉は切れ味あるビートでバンドを牽引。「東京VIBRATION」終盤における怒涛のプレイには目を見張るものがあった。

北村匠

 プレイヤーとしての4人のキャラクターが発揮された場面はいくつもあったが、特に、矢部、橘、泉によるソロ+北村のロングトーンを経て「Never stop now!」へ突入するシーンが印象に残っている。サポートギタリスト&ベーシスト含むメンバー同士でアイコンタクトを取りながら笑い合う4人は、音を介したその場限りのコミュニケーションを楽しんでいるかのよう。そんな姿からも、彼らがバンドとして充実の季節を迎えつつあるのだということが伝わってきた。

      

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