星野みちるが未来に見つける青い鳥 サリー久保田のプロデュースにより開かれた新境地 

星野みちるが未来に見つける青い鳥

 そして、彼女がAKB48在籍時代に作曲し、秋元康が詞を提供した「ガンバレ!」がシングルのラストを飾ります。「今回は心機一転だし、原点に戻ろうってことで新たにレコーディングしました。」(前述インタビューより)と語られた初期の楽曲も、若くがむしゃらだった頃の歌い方とは違って、これまでの経験と年齢を重ね、彼女独特の柔らかい雰囲気にアレンジされています。

 このシングル4曲の豊かさで、情念をぶつけたりエキセントリックな素振りを見せなくても、「歌の情感」を美しく表現できると証明してみせてくれた星野みちる。

 これまで二人三脚で歩み、独特の路線を築き上げてきたプロデューサーと袂を分かち、自身のレーベルで一人歩んでゆく道を選んだ彼女。

 今までのお洒落で軽妙洒脱なポップスから一新し、音楽の方向性はガラリと変わっても、「何にもない真っ白なキャンバスだけど、紙質がいい。だから筆がよく走る」と前プロデューサー・はせはじむに言わしめた(参照:MiKiKi)その歌声で、これから先の未来に、どんな絵を描いてゆくのでしょうか。

■松村早希子
1982年東京生まれ東京育ち。この世のすべての美女が大好き。

<雑誌連載>
『Rocket』コラム「きみは89番目の星座」
『TRASH-UP!!』コラム「東京アイドル標本箱」

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