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欅坂46のダンス職人 鈴本美愉、なぜ「黒い羊」で三列目に? センター務めた『Mステ』の真相

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 欅坂46(以下、欅坂)が、2月22日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系・以下、『Mステ』)に出演し、新曲「黒い羊」をテレビ初パフォーマンスする。衝撃的な同曲は、MVを見ても、どんなステージパフォーマンスになるのか全く予想できず、平手友梨奈が久しぶりの歌番組への出演(予定)ということも含めて必見だ。『Mステ』と言えば、昨年末の『MUSIC STATION SUPERLIVE 2018』で、鈴本美愉が「アンビバレント」のセンターを務め、大きな話題となったことが記憶に新しい。彼女の圧巻のパフォーマンスに、お茶の間は賑わい、放送当時Twitterでトレンド入りを果たすなど、一躍時の人となった。しかし、「黒い羊」では意外にも三列目というポジション。そんな中、欅坂のダンス職人である鈴本は今、何を考え、どんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。

欅坂46『黒い羊』(通常盤)

 鈴本は、デビュー当時から平手の隣のポジションに付くことが多く、欅坂の中でもダンスメンバーとしてパフォーマンスでグループを牽引する存在である。デビューシングル『サイレントマジョリティー』の頃からすでにダンス未経験のメンバーとは明らかな差を感じさせるほどのキレと表現力を見せ、3rdシングル『二人セゾン』では、スカートの裏地の赤が見えるように計算して踊るという「マタドール」を発案するなど、初期からダンスで魅せる才能に特化していた。

 鈴本の優れているところは、あえてダンスにアレンジを加えることはせず、基本的には最初のMVから変わらない動きをしているところ。『欅って、書けない?』(テレビ東京系/以下、『けやかけ』)で、鈴本は自身のポリシーについて「ダンサーさんに教わる時は、最初に教わる時が重要だと思うので、足の角度とか向きを出来るだけ正確にするようにしてます」と明かしている。昨年7月に開催されたけやき坂46(現・日向坂46)との合同ライブ『欅共和国 2018』では、キャリアを積み技量が上がっていく中で、踊りに個性が出てくると観ている側に“まとまってる感”が伝わらなくなるという理由で、改めて振り付けを見直していた鈴本。アイドルグループの一員なら、いかに自分が目立つかを考えるのが一般的だと思うが、鈴本は常にグループをどう見せるかを考えている。それこそが、彼女が職人気質と言われる由縁でもあり、欅坂が他のアイドルグループとの差別化に成功した理由の一つとも言えるだろう。

 そんな鈴本は平手が休みがちになった昨年辺りから、グループを守っていく覚悟が伺えるほど、今まで以上にモチベーションが上がっている印象だ。同じくダンスで欅坂を牽引している齋藤冬優花は鈴本について「いろいろな意味で印象が変わった。鈴本なりに欅の中での居場所を見つけたのかなって感じがして。なんか自由で楽しそうだもんね」とコメントし、それに対して鈴本も「うん、めっちゃ自由(笑)」と答えている(引用:『B.L.T. 2019年2月号』)。グループ内で自分がやるべきことが明確になったことが、最近のパフォーマンスの向上に繋がっているのだろう。

 そして鈴本の名を世間に知らしめた、昨年末の『Mステ』での「アンビバレント」。平手がいないことで、他にセンターを務められる存在がいるのかと不安な声が上がる中、鈴本にしかできないキレッキレの魅力的なダンスで、一般視聴者までをも虜にした。

      

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