欅坂46 小林由依、鈴本美愉、土生瑞穂……平手友梨奈不在の『紅白』『レコ大』センターを予想

 12月31日に『第69回NHK紅白歌合戦』(以下、『紅白』)が生放送される。この国民的行事に、3年連続で出場する欅坂46(以下、漢字欅)。今年は「ガラスを割れ!」を披露する。そんな『紅白』まで例年通り、年末には音楽特番が続き、漢字欅も多数の番組に出演中だ。しかし、12月21日に、センターを務める平手友梨奈が仙腸関節不安定症と遠位橈尺関節痛の治療に専念するため、一部の活動を休止することが発表された。『MUSIC STATION SUPERLIVE 2018』(テレビ朝日系/以下、『Mステ スーパーライブ』)をはじめ、音楽番組には代理センターで挑むこととなり、鈴本美愉や土生瑞穂が最高のパフォーマンスを見せ話題に。漢字欅の新時代の幕開けという風潮に変わりつつある今、『紅白』当日は誰がセンターを務めるのか、俄然注目が集まっている。

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 去年までの漢字欅なら平手不在は絶対絶命の大ピンチだったと思われるが、今年の漢字欅は、昨年の『紅白』での平手の負傷から始まり、7月までは平手がいない状態が続いた。それを乗り越えてきた経験があるだけに、メンバーもファンもその準備と覚悟は多少なりともあったのではないだろうか。「ガラスを割れ!」は今年3月に発売された楽曲ということもあり、音楽番組で初めてパフォーマンスを披露したときを含め、今泉佑唯と小林由依のゆいちゃんずがWセンターを務めることが少なくなかった。その後、今泉が休業となるも、5月6日に開催された『ビバラポップ!』では小林がピンでセンターを担当。順当に行けば『紅白』は、小林がセンターで歌うはずだ。

 ただ、平手の休養を発表した当日に生放送された『Mステ スーパーライブ』で披露した「アンビバレント」では、鈴本がセンターを務めた。そのかっこいいパフォーマンスが絶賛の嵐となり、Twitterでは鈴本の相性である“もんちゃん”が日本のトレンド1位を獲得。Yahoo!ニュースでもトップ記事になるなど、新生漢字欅のセンターとして鈴本が世間に見つかったとファンの間では大きな話題となっている。

 鈴本は、デビュー前からダンスメンバーとしてグループのパフォーマンスを牽引しつつも、多くを語らず、平手の横で黙々とキレのあるダンスを披露してきた職人気質な性格だ。デビュー当時はセンター候補と呼ばれていた時期もあったが、同意できない意見にはハッキリと違うと言える性格でもあったため、グループと平手を支える側に徹底していたように思う。そんな鈴本のセンター経験と言えば、『欅坂46 2nd YEAR ANNIVERSARY LIVE』での「サイレントマジョリティー」。センターに指名された際に「引き受けないという選択肢はなくて」(『blt graph. vol.34』)と、同ライブでは鈴本だけがセンターを務めたわけではなく皆が頑張っていたので、自分だけ断る理由がなかったと答えている。また他のセンター経験者とは違い、一つ位置がズレただけなので見る景色は変わらず、いつも通りだったともコメント。

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