渡邉美穂、けやき坂46初の写真集になぜ抜擢? 欅坂46 菅井友香とのラジオから考える

 パーソナリティのオテンキのりから初めて写真集を出した感想を聞かれると、渡邉は「正直、発売される日まで信じてなくて、最初ドッキリなのかと思って、正直ふわふわしていてずっと。発売された今でも、本当に発売されたんだなって」とコメント。撮影期間はニュージーランドへの移動日を含めての一週間。渡邉の行きたいところへ行かせてもらったり、やりたいことをやらせてもらったりと、楽しみながらの撮影だったことを明かした。

 カメラマンは、長濱の写真集『ここから』を撮影した細居幸次郎。『ここから』は、アイドルではない、ありのままの長濱の内に入り込むようなドキュメンタリータッチの写真集だったが、『陽だまり』は、初めてのデートのような距離感の写真集だと感じた。普段は明るく、バスケ部キャプテンだったというデビュー当初の体育会系なイメージも残っているため、そういうタイプの子が初の海外ではこんな楽しそうな表情をするんだといった、初めて見る姿へのドキドキ感。そして、18歳という大人でも子供でもない特有の色気。菅井も言っていたように、無邪気な明るさとのバランスが丁度良く映し出されている。

 長濱がブログで「愛おしくてあったかい写真集でした!」と感想を述べていたが、この言葉がすべてを物語っているように思う。見ていて笑顔になれる、まさに陽の集まる場所のような写真集なのだ。

 渡邉は今年の目標について「ひらがなけやきは個人個人で色んなところに羽ばたいていけたらという思いがあるので、1月に写真集を出して、まず個人の仕事でひらがなけやきの看板を背負って外に出させていただいたので、この1年はそういうような機会がたくさんあったらなという風に思います」と答えていた。そんなグループ外での活躍の場を切り拓いて行く、ひらがなけやきの切込隊長としての渡邉の活躍にも期待したい。

(文=本 手)

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