嵐 櫻井翔とKAT-TUN 上田竜也は理想的な師弟関係? 充電期間に育まれた“アニキ”への愛

 KAT-TUN・上田竜也が、本日1月17日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に出演する。

 番組を通して注目されるのが、上田と嵐・櫻井翔の間にある“師弟関係”だ。上田は、NEWS・増田貴久やSexy Zone・菊池風磨らと“アニキ会”に所属している。アニキ会は、ジャニーズタレントが年齢やグループの垣根を越えて開催する食事会のひとつ。彼らの先輩である櫻井はその会長に就任しており、メンバーのなかでも、彼に強い愛情を表しているのが上田である。

 上田の底知れぬ“櫻井愛”は、とりわけKAT-TUNの充電期間で育まれたようだ。同グループは2016年5月、東京ドームにて活動休止前最後のコンサートを開催した。その直前には、彼らが『櫻井・有吉THE夜会』に出演。櫻井はオンエアで「この充電期間の間でDVDとかCDを聴いてKAT-TUNのファンになる人ってたくさんいると思うんですよね。充電期間に新しくファンになってくださる皆さんも、いつかまたKAT-TUNが見られるのを待っていてもらいたい」と激励の言葉を投げかける。この優しいエールは、ファンのみならず上田を含むメンバーの心にも強く響いたことだろう。

 そして、グループ活動再開後となった昨年4月放送の『VS嵐』(フジテレビ系)で、上田は「本当に自分は辛い時とかアニキにお世話になったんで。軽い鉄砲玉ぐらいなら飛んでいきます」と力強くコメント。その言葉は、どこかマイルドヤンキーのような口調ながらも、櫻井に対する並々ならぬ感謝の念を感じられるものだ。その一方、櫻井は同月、自身がキャスターを務める『NEWS ZERO』(日本テレビ系)で、KAT-TUNの活動再開について丁寧にその想いを語っていた。あわせて、彼らの再始動後初の東京ドームでのコンサートを直接見届けていたことも記しておきたい。

 そんな櫻井と上田の間柄が“師弟関係”と称される理由のひとつには、上田による櫻井への弟分的な気概に満ちた言動にある。前述した昨年4月の『VS嵐』では、2人で食事をしたエピソードを披露。上田は待ち合わせの際、車両渋滞に巻き込まれたため、櫻井に「アニキすみません。遅れそうです。今日ほど前の車を全て吹っ飛ばしたいと思ったことはありません」という過激なメールを送ったそうだ。食事の席で待つ“アニキ”に想いを馳せ、なりふり構わぬ様子の上田が頭に思い浮かぶ。

 また、その翌月放送の『櫻井・有吉THE夜会』では、櫻井の私服が迷彩ばかりでダサいとイジられる。これに対して、上田は「迷彩をバカにしてる時点で腹が立ってる」と“そもそも論”を展開。さらに、同年7月の同番組出演時にも「酒の注ぎ方が海賊みたい」と、独特の表現で櫻井を崇める。出会いから年を重ね、櫻井に対する尊敬の念が膨らむに連れて、その着眼点もアニキ会随一のものになったようだ。

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