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『コーチェラ』2019年ラインナップの傾向は? アリアナ・グランデらヘッドライナーを中心に分析

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 続けて、今年のラインナップにはグローバルな視点が加えられていると同氏は語る。

「今年のラインナップからはローカルなシーンへの注目が高まっていることもうかがえます。たとえば近年のラテンブームを牽引してきたJ. バルヴィンやバッド・バニーがラインナップ表の上から2列目に配置されていること、あるいは金曜日の顔ぶれにスペインのフラメンコ・シンガーのロザリアが入っているのは、この時代性を反映しているなと。

ROSALÍA – DI MI NOMBRE (Cap.8: Éxtasis)

 また、BLACKPINK、Perfume、HYUKOHなどアジア勢が出演することも話題になっています。なかでもラインナップの2列目に太字で名前が載っているBLACKPINKは、まさに大抜擢ですよね。彼女たちはデビューEP『SQUARE UP』が米ビルボードのメインチャート「Billboard 200」で40位を獲得するなど、すでに実績も出していますし、インタースコープ・レコードと契約したこともアメリカ進出の本格化を感じさせます。彼女たちやPerfumeのようなガールグループがこのラインナップに取り上げられていることも、かなり画期的ですよね。K-POPが世界的に盛り上がっている一方で、HYUKOHのようなロックバンドも出演するということは、アジアの音楽シーン全体に注目が集まっていることの表れではないかなと」

BLACKPINK – ‘뚜두뚜두 (DDU-DU DDU-DU)’ M/V

 最後に、世界中から注目を集める『コーチェラ』の中継についても言及した。

「2週にわたって開催される『コーチェラ』は毎年1週目をライブストリーミングしていましたが、どうやら今年は2週目の中継も行われるようです。2週連続で中継が行われることで、オンライン上での世界的な盛り上がりは例年以上に大きくなるかもしれませんね」

 国籍や性別、ジャンルと問わず広い視野で取り入れられた『コーチェラ』のラインナップ。黒人文化を組み込み圧倒的なパフォーマンスを見せた昨年のビヨンセに続くアーティストは出てくるのだろうか。また、アジアアーティストたちはどのようなステージングを見せてくれるのだろうか。各アーティストたちによる圧巻のパフォーマンスに期待したい。

(文=北村奈都樹)

      

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