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MINAMI NiNEが示した、“歌”を大切にする姿勢 ゲスト迎えた『LINKS TOUR』東京公演

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 11月11日、MINAMI NiNEが『MINAMI NiNE pre. “LINKS TOUR”』の東京公演を、Shibuya O-WESTにて開催した。

 10月10日にEP『LINKS』でメジャーデビューを果たし、10月13日のF.A.D YOKOHAMA公演を皮切りに、12月8日に開催される彼らの地元である宮崎SR BOX公演まで続く、全14本のリリースツアーをスタートさせたMINAMI NiNE。そのちょうど折り返し地点となった7本目の東京公演には、ゲストとしてSPACE BOYSとS.M.N.が出演。どちらも“スリーピース・バンド”であり、“メロディックパンクを基調としたサウンド”という、MINAMI NiNEと共通項の多い2組を迎え、集まったオーディエンスを大いに沸かせていた。

SPACE BOYS

 トップバッターを務めたのはSPACE BOYS。田畑孝輔(Gt / Vo)の「どんどん行くぞ、今日は!」という宣言通り、「Yesterday’s Me」「Education」「Star Runner」と、爽快感と甘酸っぱさがたっぷりのメロディックパンクを矢継ぎ早に叩きつけていく。その中でも一際耳を引いたのが、3人のコーラスワーク。時折持ち場を離れてフロアを煽る松井丈(Ba / Vo)だけでなく、小池亮(Dr / Backing Vocal)も強烈な2ビートを叩きながらコーラスに加わり、時にはリードボーカルも務める場面も飛び出した。MCでは、先日行なわれたSPACE BOYSのツアーにMINAMI NiNEが参加したこともあり、「最近仲良くなった」と、小池。「あいつら(MINAMI NiNE)の優しい歌声と、優しい歌詞に、俺たちも心と背中を押されているところもある」と話していたが、メロディックパンクらしい高揚感と、3人が織りなすコーラスの美麗っぷりに、心惹かれたオーディエンスも多かったと思う。全12曲を一気に駆け抜けていった。

S.M.N.

 続いて登場したのはS.M.N.。福岡のバンドということもあり、MINAMI NiNEとは「従兄弟みたいな関係」と、西村浩介(Vo / Ba)がMCでコメントし、とにかく徹底的にオーディエンスを巻き込むステージを繰り広げた。1曲目の「JUST MY LIFE」から、横山裕章(Gt / Vo)がかき鳴らす骨太なギターと、マー坊(Dr / Cho)が豪快に叩き上げる性急なビートに、モッシュとクラウドサーフでフロアが沸きまくり、「MY TRIPS ARE GOING ON」では、だだっ広い荒地と、地平線までまっすぐに続いていく道が眼に浮かぶアメリカンロックな雰囲気漂うサウンドを轟かせ、オーディエンスのシンガロングを巻き起こしていた。そしてその歌声にあわせ、3人が謎のダンスを踊り出すファニーな一面も。福岡弁のMCで笑いをきっちりと取りつつも、フロアに向かって「ギター弾けるやつ、ここ(ステージ)にあがってちょっと弾いてみる? マジで気持ちいいから」と呼びかけるなど、とにかく楽しそうにプレイし、ハッピーを共有していく3人に、フロアも終始大盛り上がりだった。

MINAMI NiNE

 2組の熱演を受け、いよいよ本日のホストであるMINAMI NiNEが登場。バンドロゴが描かれたバックドロップがゆっくりとあがっていく中、ステージに登場したヒロキ(Vo / Ba)、ワラビノ(Gt / Cho)、スケロク(Dr / Cho)の3人に、フロアから歓声が送られる。そして、「『LINKS TOUR』、東京編、スタート!」というヒロキの声を合図に、ライブは「Start」で幕を開けた。「精一杯、力の限り歌って帰ります!」と、ヒロキが叫んでいたが、その言葉の通り、3人全員がとにかく全力でフロアに音を放っていく。「Start」に続けて「恋」、「Niar」と披露。涙腺をビリビリと揺さぶってくるコードワークであり、ライブキッズのみでなく、J-POPリスナーや、ひいては普段はあまり積極的に音楽を聴かない人たちの耳にもするりと入っていきそうな親しみやすいメロディが、なんとも心地よい。

      

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