NEWSのトークから感じる“友のいる幸せ” 彼女にしたい数字について熱く語ったラジオを聞いて

 加藤が7であれば、となりになんの数字が並ぶのが収まりがいいか、で彼女にしたい数字を選ぶことに。「17なんて、素数よ!」と、やたら素数に厳しく接する加藤。そして「72はバランスいい。27だって、3の3乗だから……2ぐらいのほうが手のひらで転がしてくれそう。ちょうどよく! 11はやっぱ、扱いづらいかな。でも、51はイチローよ?」と、もはやなんの話かわからなくなってくる2人につられて笑ってしまう。加藤は2、小山は0で落ち着いたのだが「結果……どういうこと(笑)?」と頭をかしげるのだった。

 実はこれまでも“夏にスカッとするひらがな”、“差し入れしたいアルファベット”で盛り上がってきた2人。“スカッとするひらがな”では「け!」「ぺ!」「ぴ!」と叫びながら、「っ」さえ入ればすべてスカッとする説を唱えたり、万葉集に書いてありそうな「そ」や“棒みたいな”「し」と数々の候補を出すも、今回と同様に「結果、これなんの話してんだ」と迷走。

 “差し入れしたいアルファベット”も「aは甘い」「大文字のAはせんべいパターン」と議論が白熱。「日持ちする系のyにする」(小山)、「Qでいくわ。塩チョコみたいな、あったか冷たいみたいな。ただデメリットは賞味期限が近い」(加藤)と独自の結論を出しつつも、やはり「意味わかんねー(笑)」と言い合って終えている。

 2人のトークは、大人になってもくだらない話を延々とできる友のいる幸せを、おすそ分けしてもらったような気分になる。「こういうの大好き! シゲとのとき、こういうのもっと送ってきてほしい」とホクホクしながらリスナーにリクエストする小山。この微笑ましくもくだらないトークがこの先も続くかは、リスナーのお題力にかかっていそうだ。

(文=佐藤結衣)

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