SHINee KEY、2PM NICHKHUN……K-POPグループメンバーの“満を持した”ソロデビューを考察

なぜ、今ソロ活動を始めるのか?

SHINee『Sunny Side』(通常盤)

 SHINeeのテミンは、追加公演を残し、11月2日の北海道公演で全26公演に渡る長いホールツアーを終えた。ツアーの間は韓国には一度も帰国せず、日本に滞在しながら回ったようだが、公式のSNSでの様子を見る限り、非常に手応えのあるツアーになったようだ。11月にはフルアルバムのリリース、アリーナ公演を控えており、さらなる成長したテミンの姿を見せてくれるだろう。

 そして、2PMではジュノが“入隊前最後”のソロ活動を行う。12月5日には5年間の日本活動を総括したベストアルバムを発売し、そして武道館公演を3日間開催することが決定した。活動休止前最後の公演ということもあり、今回のチケットはおそらく入手困難になるのではないかと予想される。

 SHINeeも2PMも、現在はグループの活動よりもソロ活動を中心に行っている。2PMは6人のメンバーのうち3人が兵役中で、グループとしての活動は休止状態ということも大きい。また、SHINeeも近々オンユが入隊するという噂もある。

 このタイミングにKEYやニックンがソロデビューをするのには、メンバーや自身の兵役という理由もあるかもしれない。しかし、今こそ“満を持した”タイミングだったというのもあるだろう。ずっとソロを温めてきたメンバーでもある2人が、どんな姿を見せてくれるのか、心待ちにしていたい。

■西門香央里
東京在住のフォトライター。K-POP、韓国トレンド、旅行、グルメ、カルチャーなどを中心にWebメディアなどで活動中。年3~4回の渡韓でエネルギーを蓄えている。いつまでも年齢不詳でありたい通年おかっぱの人。座右の銘は「努力は裏切らない」。
寄稿媒体:いまトピ、エキサイト、TABIZINE、SHELBEE…等
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