嵐は最強の“次男坊”グループ? 先輩・後輩それぞれを惹きつける奇跡的な5人の集合体
8月24日より公開中の映画『検察側の罪人』で、待望の初共演を果たした木村拓哉と嵐の二宮和也。木村は二宮について、9月4日放送の『PON!』(日本テレビ系)にて「一緒にプレイしていて楽しいし、頼れるというか、すごく安心感がある。フットワークがすごくいい」と語り、“ジャニーズの後輩”への信頼感を垣間見せた。
同番組内で、木村は嵐全体への印象にも言及。「嵐の5人はバランスのいいグループ」とし、「博学的なキャラ(櫻井翔)もいるし、MJ(松本潤)みたいにバーンッっていうのもいるし、『リーダーって誰だっけ?』ってなったら『僕です』っていうのもいる(大野智)。その両方を素直に集められる相葉(雅紀))くんもいる」と、メンバーそれぞれの個性・キャラクターの“バランスのよさ”を絶賛した。
今年で結成20周年。ジャニーズ内で確固たる地位を築き、今やSexy ZoneやHey! Say! JUMPなどの後輩グループや、Jr.のような“弟分”からの尊敬を集めている嵐。一方で木村のような、いわば“兄貴分”である先輩ジャニーズからも可愛がられ、信頼を置かれている一面もある。その愛されっぷりは、「嵐好き」を公言してはばからない“兄貴分”も多いほど。
「嵐好き」の先輩ジャニーズとしてファンの間でも特に有名なのは、V6の三宅健。三宅は嵐のコンサートにはいつも参加していると公言するほどの嵐ファンで、V6のライブでも「俺、嵐のこと大好きだから」と度々発言しているそう。そんな三宅の夢は「V6メンバー全員で嵐のコンサートを見ること」。後輩・嵐が大好きなだけでなく、V6のメンバーとの仲良しぶりもよくわかる三宅らしいエピソードだ。
ファンからの支持のみならず、自身のライブの参考にしているという後輩ジャニーズもあとを絶たない嵐のライブだが、長年最前線でパワフルなパフォーマンスを見せ続けている先輩・三宅の心をも掴むそのパフォーマンス力や斬新で楽しい演出は、“本物のエンターテインメント”として多くの先輩ジャニーズからも認められていると言っていいだろう。
嵐と親しい先輩といえば、TOKIOの松岡昌宏もそのひとりだ。2017年9月21日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)の中で、松岡は自身のニックネームである“松兄”を命名したのが相葉であることを明かした。ファンの間では有名なエピソードだが、松岡はこのことに絡めて「それまでジャニーズの掟的に先輩は『○○くん』なんだけど、彼(相葉)は懐の入り方が異常にスッと入るんですよ」と相葉の人懐っこさについて語った。いつも自然体で場を明るくしてくれる、ムードメーカーの相葉らしいエピソードだ。