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『LION』インタビュー

noovyが1stアルバムで表現した“日本に来てからの1年半” 「ちょっとずつ野心が出てきた」

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 2017年1月に日本へ来日し、様々なミッションを達成することでデビューを掴み取り、以降も台湾と日本を往復する生活の中でシングル群を立て続けにリリースし、快進撃を続けてきた台湾の4人組ボーイズバンド・noovy。彼らがいよいよ日本でのデビューアルバム『LION』を完成させた。

 同作には、最新シングルに収録されていた「LION DANCE」や「僕たちの花火(feat.あさぎーにょ)」をはじめとするシングル群に加えて、これまでライブで披露されていたものの音源初収録となる「Door」のような楽曲から、新たな音楽性に挑戦した完全未発表の新曲群までを収録。約1年半におよぶ日本での活動の中でぐんぐん広がっていった多彩な音楽性や、逞しく進化していったバンドの演奏が盤いっぱいに詰め込まれた、まさにこれまでの集大成と言えるものになっている。メンバー4人に、1stアルバムでの挑戦と、これまでの道のりについて聞いた。(杉山仁)

「本当に色んなジャンルの曲をやってきたんだなと実感した」 (JK)

――1stアルバム『LION』の完成、おめでとうございます! まずは今の率直な感想を教えてもらえますか?

Hank:やっと日本でも1stアルバムを出せることになって、今はこれまでの日本での1年半の活動の結果発表のような気持ちです。『LION』には結成当初からの曲も、今のnoovyならではの曲も入っていて、僕たちの集大成と言える1枚ができたと思います。

Shawn:台湾出身のバンドが、競争の激しい日本で1stアルバムまで出させてもらえることが、本当に嬉しいですし、すごく不思議な気持ちです。

――思えば、1年半前に日本に来たばかりのときは、まだデビューできるかどうかも分からない状態でした。

Shawn:そうです。本当に嬉しいです。

Hank:本当によかった……!

JK:これはみんなのおかげです!

――アルバム『LION』を聴かせてもらって、これまで以上に音楽性が広がっていることがとても印象的でした。

JK:僕も最初にアルバムを聴いたときに、これまで本当に色んなジャンルの曲をやってきたんだな、と実感しました。同時に今は、ここに入っている色んな曲をライブでどんな風に表現するのかも、アルバムを聴きながら考えているところなんです。

――今回の『LION』には、ピアノやストリングスなどが印象的に使われた、ライブに向けて演奏方法を考えていかないといけない曲も増えていますよね。

Shawn:今までは同期で音を流していましたけど、いつかは生のストリングスとも一緒にやってみたいです。とにかく今は、色んな楽器を使って、これまでにやったことのないようなスタイルでもライブをやってみようと模索しているところなんですよ。

――今回はアルバムの曲について、いくつかに分けて曲をもらったときの話や、レコーディング中の話を聞かせてください。まずはライブでも一度も披露したことがなかった新曲「Wild」「Café Girl」「All This Beauty」「HOME」の作業を思い出してもらえますか?

Hank:「Wild」は最初に聴いたときに、僕が好きなOne Directionの初期の頃に似たテイストを感じました。聴いた瞬間にハッピーになれる楽曲で、僕自身すごく好きな曲ですね。

Mark:この曲は、電子ドラムやシンセなど、音色でこれまで入っていなかったような音色が入っていて、今までにやったことのないようなことに挑戦できました。

Shawn:「Wild」は「Singin’ for you」も作ってくれた昔からよく知っている作家さんが書いてくれたんですけど、すごく若い方で考え方も近いので、僕らも楽しく作業させてもらいました。それもあって、レコーディングはとても早く終わったと思います。「Singin’ for you」のノリノリ感に通じる雰囲気がありますよね。

JK:僕ら自身も、この曲はパーティーのような雰囲気で、楽しく演奏していきました。一方で、「Café Girl」はレコーディングもすごく難しかったです。この曲もこれまでにやったことのないような音楽性の曲ですよね。

――「Café Girl」というタイトルの雰囲気そのまま、お洒落なコードが使われています。

JK:ベースのフレーズ自体も難しくて、レコーディング前の準備も大変でした。前日も徹夜してフレーズを覚えていたら、そのまま本番に突入することになって、当日頭が真っ白になってしまって。帰って寝たら、フレーズを思い出したんですけど……(笑)。

――難しい挑戦だったんですね。「Café Girl」、他のみなさんはどうでしたか? 

Shawn&Hank&Mark:……(頭を抱える)

――みなさんも大変だった、と(笑)。

Shawn:(笑)。コーラスも大変で、かなり時間をかけて録っていきました。

Hank:ギターソロも2回に分けて録っているんですよ。

Shawn:でも、曲自体はサビの「オーレオーレ」というところがとても覚えやすくて、ライブでもみんなで楽しめる曲になっていると思います。

Hank:「Café Girl」はリラックスした雰囲気を大切にしました。アルバムの中での息抜きのような雰囲気の曲ですよね。僕はちょっと昔のアニメの主題歌のような雰囲気も感じました。80~90年代の日本のアニメの曲に、こういうものが多かったイメ―ジがあって。

JK:だからなのか、僕のお母さんはこの曲が好きみたいです(笑)。

――自分たちがこんな曲をやるようになるとは、結成当初には想像がつかなかったんじゃないですか? 結成当初のnoovyはストレートなロック曲が多かったと思うので。

Mark:そうですね。今回のアルバムでは、全編を通してこれまでやったことのないサウンドや音色をたくさん取り入れることができました。

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