相葉雅紀の眼差しは“運命共同体”嵐とともに培われてきたーー『熱闘甲子園』ナビゲーターへの期待

 今年の11月3日にはデビュー20周年を迎える嵐。今や日本を代表するアイドルグループである彼らだが、その道のりは決して順風満帆なものではなかった。人気が振るわない時期には、ライブツアーの度に深夜にメンバー全員で集まり、「これからどうしよう」と話し合っていたという。そんな時代を5人で力を合わせて乗り越えてきた彼等もまた、高校球児達と同じく“運命共同体”なのだ。

 メンバーの中でも特に不器用な天然キャラとして親しまれている相葉。嵐のメンバーとしてのかけがえのない経験が、彼の優しく感受性豊かな眼差しを培ったのだろう。

 4日放送の『号泣甲子園』では、相葉も注目する球児達のバックグラウンドに隠れた「号泣ストーリー」にフォーカスを当てるという。相葉の優しい眼差しが大いに生かされる番組になるだろう。勝敗ももちろん大切だが、今年の高校野球は相葉と一緒に、球児達の活躍の裏に隠れた無限の物語に注目してみてほしい。

■五十嵐文章(いがらし ふみあき)
音楽ライター。主に邦楽ロックについて関心が強く、「rockinon. com」「UtaTen」などの音楽情報メディアにレビュー/ライブレポート/コラムなどを掲載。noteにて個人の趣味全開のエッセイなども執筆中。ジャニーズでは嵐が好き。
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