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SHINee、『The Story Of Light』で示した“今まで”と“これから” 音楽的視点で3作を考察

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 SHINeeが、韓国で6枚目の正規アルバム『The Story Of Light』でカムバックした。同タイトルEPをEP.1からEP.3まで連続でリリースしていくという、少し変則的なリリース方式である。同作のパフォーマンスや歌詞に込められたコンセプトなどについてはすでに多く言及されているが、今回は音楽的な面からアルバムについて考察してみたい。

「外部から見たイメージ」を体現したEP.1

SHINee『The Story of Light EP.1』

 「Good Evening」をタイトル曲として5月28日にリリースされたEP.1は、フューチャーベースやディープハウスといったアイドルEDMソングの王道路線の楽曲を収録している。一聴すると2枚前のアルバム『Odd』の延長上にある“SHINee的コンテンポラリー・シック”といった印象だが、アレンジは適度に洗練されつつもよりチルで、エモーショナルな要素は極力抑えているように聴こえる。カムバック期間中にメンバー自身が語ったアルバムのコンセプトは「ep.1は『大衆から見たSHINee』ep.2は『SHINeeから見たSHINee』、ep.3は『ファンから見たSHINee』」であった。EP.1は楽曲としても一般的に持たれている、「SHINeeらしい」イメージーー例えば、トレンディであったり爽やかで優等生的なイメージを想起させるーーを体現したアルバムのようだ。昨年末、突然メンバーを失うというグループ的にも個人としても大きな喪失があったことを伺わせないような、個人的な感情をサウンド的に極力抑えたクールな仕上がりは、まさに「外部から見たイメージ」を体現している。

SHINee 샤이니 ‘데리러 가 (Good Evening)’ MV

「今現在のリアルなSHINee」を表すEP.2

 一方、次にリリースされたEP.2はよりエモーショナルだ。トロピカルなアレンジが印象的なタイトル曲「I Want You」や、夏のイメージをより野性的にアピールするダンスホールトラック「Chemistry」など、洗練されているだけではないアレンジや歌い方は、より感情的でチャレンジングだ。EP.1が「外側から見たイメージ」を体現した1枚だとすると、「SHINeeから見たSHINee」をイメージしたというこちらはメンバー達の内面から描かれたSHINeeである、という点でより生き生きと強烈に感情を描き出している。一方で、リスナーがどうしても探してしまうであろうジョンヒョンの不在を否定することも強調することもなく、現状の4人で完成されたものなのだと感じられるアルバムでもある。サウンドとしては少し前のものをなぞり直しつつ、それでいて従来のSHINeeらしい品格は失われない程度の逸脱もある。まさに「今現在のリアルなSHINee」を表した形なのだろう。

SHINee 샤이니 ‘I Want You’ MV

      

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