けやき坂46、冠番組で培われたメンバーの魅力や個性 『KEYABINGO!4』最終回を機に振り返る
ひらがな単独のバラエティ番組ということで、今まで以上の実力を発揮したのが東村芽依だ。キャプテン佐々木久美に「全部の感情表現が泣くこと」と言われるほど、泣き虫めいちゃんでお馴染みの東村。しかし、意外にもドッジボールや腕相撲など、2期生との対戦企画で運動能力の高さを発揮し、見た目は弱そうだけど実は強キャラだったということが判明した。さらに大声対決では、いつも小さい声の東村が野太い声で「おばけー」と叫んで一番の記録を出し、プレゼント交換会では普段はゆったりとした東村が私物の茶道セットで手早くお茶をたて、「そんな速い動きできるんだ、やればできるじゃん」と番組MCのサンドウィッチマンを驚かせていた。普段表に出る機会は少ないが、本領を発揮すればオールマイティになんでもこなせる、グループの最強キャラなのかもしれない。
最終回のエンドロールでは番組サブタイトルである『ひらがなけやきって何?』に対し、「運動神経の良い子が多い」「負けず嫌いが多い」「リアクションが良い」「コメディエンヌが多い」「ハッピーオーラが絶えない」と番組を通して見出された答えが並べられた。これまで漢字欅の影に隠れがちだったひらがなけやき。しかし、同番組を通して世間に彼女たちの魅力や個性が広まり、さらに大きなステージへと飛び出すきっかけになったのではないだろうか。
(文=本 手)