欅坂46 原田葵、アニラで見せた伸びしろと“妹キャラ”としての存在感 アイドル休業を機に考える

 また、当初から最年少の平手にイジられていたり、クールキャラの渡邉理佐が心を許すなど、メンバーが気軽に接することのできる原田はグループのバランスを保つ存在として一役買っていた。その一方で、尾関梨香が「常に冷静で、正論なんです」と原田を評していたように、グループを冷静に見ているしっかり者の一面もある。齋藤冬優花を通す形ではあったが、昨年の夏の全国ツアーから自分の意見も主張するようになるなど、より大きな役割を担いつつあったのではないだろうか。

 ちなみに、大学受験は欅坂46に入る前から親と約束していたもので、受験と欅坂46をどっちつかずでやっていたら中途半端になるという理由から休業を決断した。自分のことを冷静に考えている原田らしい選択だ。原田の今後については何も明かされていないが、グループから離れることで見えてくるものもあるだろう。さらなる飛躍と成長を期待されていただけに、彼女の復帰が待ち遠しいばかりだ。

(文=本 手)

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