King & Princeは王道のジャニーズアイドルに? メンバーそれぞれの個性とデビュー曲から紐解く

 5月23日にデビューすることが決まっているKing & Princeが今夜放送の『CDTVスペシャル!卒業ソング音楽祭2018』(TBS系)に出演。先日六本木で行われたイベントで発表されたデビューシングル「シンデレラガール」をテレビで初披露する。

 2015年に「Mr.King vs Mr.Prince」のグループ名で結成され、「Mr.KING」と「Prince」それぞれのグループで活動していた彼らは、今年1月に6人でのデビューが発表されると同時に「King & Prince」へと改名。ふたつのグループに分かれて切磋琢磨していくという意味合いが込められた“vs”から、6人が一緒にという意味が込められた“&”に変わったということは、彼ら6人でひとつのグループとして完成してきた証といってもいいだろう。

 これからデビューを経て、アイドル歌手としてタレントとして、そして俳優としてなど、先輩グループが歩んできたジャニーズの王道を突き進んでいく“キンプリ”。同期が相次いでデビューを果たしてきた中で満を持してデビューするメンバーや、長らくポテンシャルの高さが注目されてきたメンバーが集まった彼ら6人のメンバーを、あらためて振り返ってみたい。

 まずは「Mr.KING」として活動してきた平野紫耀、永瀬廉、高橋海人。中でも平野といえば、まもなく公開される映画『honey』で初主演を務め、4月から始まるTBS系ドラマ『花のち晴れ~花男Next Season~』にも出演。俳優としても急上昇中でグループ内のエース候補だ。そして平野と同じく関西ジャニーズJr.出身の永瀬はその甘い歌声に定評があり、高橋はグループで最年少の弟分。面白いことに3人は揃って“天然”というなかなか濃いキャラを持ち合わせており、相対的に永瀬がリードする役割を果たしているとか。

 一方で「Prince」は、長らくジャニーズJr.をリードするメンバーとして注目されてきた3人が揃った印象だ。まずグループのリーダーを務める岸優太といえば、結成前の2015年の時点でドラマ主演(『お兄ちゃん、ガチャ』日本テレビ系)を務めるほか、舞台『Endless SHOCK』でも見事なパフォーマンスを披露してきた逸材。そんな彼を筆頭に、雑誌『Myojo』の“恋人にしたいJr.ランキング”で4年連続1位という偉業を成し遂げた、王道のジャニーズアイドル感漂うシャイボーイの岩橋玄樹と、“国民的彼氏”という壮大な愛称を持つ、優しく真面目な神宮寺勇太。この3人の絆の深さは、ジャニーズグループ随一といってもいいぐらいだ。

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