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Wanna One、JBJ、RAINZ…“プデュ勢”が注目集める理由は? 『PRODUCE 101』生んだ新潮流

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Wanna One『1×1=1(TO BE ONE)-JAPAN EDITION-(Pink Ver.)』

 年間を通して数多くの新人グループがデビューをする韓国のK-POPアイドルたち。生き残りをかけたサバイバルは、いつも熾烈だ。そんな新人グループの中で、本国で社会現象を起こしチャートを賑わせているのが、2017年に「Energetic」でデビューをしたWanna One(ワナワン)を中心とした『PRODUCE 101(プロデュースワンオーワン)』出身の“プデュ勢”と呼ばれているグループ達ではないだろうか。特にボーイズグループの活躍は目覚ましい。

 日本にも続々と進出し活動の場を広げている“プデュ勢”だが、なぜ彼らが人気があるのか? 今回はその謎を考えてみたいと思う。

101人の練習生がサバイバルする『PRODUCE 101』とは

PRODUCE 101 season2 [최초공개] 프로듀스101 시즌2 _ 나야나 (PICK ME) performance 161212 EP.0

 『PRODUCE 101』は、韓国のMnetで放映されたサバイバルオーディション番組だ。様々な事務所などから101人の練習生(デビュー予備群)を集めて、ダンス、歌などの課題を与え、彼らの奮闘の過程を放映していく。視聴者の投票を元に最終11人になるまでサバイバルを行い、期間限定のユニットで晴れてデビューができるという仕組みになっている。

 現時点では2016年に「シーズン1」、2017年に「シーズン2」までが放送され、「シーズン1」では女性練習生101人が集まり、最後まで残った11人で、I.O.I(アイオーアイ)が結成された。

Wanna One (워너원) – 에너제틱 (Energetic) MV

 その後「シーズン2」では、同様に男性練習生が101人が集まりサバイバルを繰り広げ、残った11人でWanna Oneが結成され、今やその人気は飛ぶ鳥を落とす勢いだ。なお、Wanna Oneの活動期間は2018年12月までとなっている。

 101人の練習生の中には日本人も参加しており、シーズン1では、有吉りさ、丹羽紫央里の2人、シーズン2では高田健太が参加した。特に、高田健太は最終順位24位という好成績を残した。

 この番組に参加した練習生は脱落後も知名度は上がり、新しいグループを結成してデビューするなど、その後の活躍に結びつけることができる。また、似たような内容の後続番組が多く制作されるなど、ちょっとした社会現象を起こしている。

“アイドルを育てられる”という楽しさ

 『PRODUCE 101』の人気の秘密はなんといっても自分たちが未来のアイドルを見つけて、育てられるというところだろう。それは“国民プロデューサー”と言われる視聴者が、番組を見ながら自分の気に入った練習生に投票ができるシステムになっているからだ。自分の1票が、番組に参加している練習生たちの人生を左右することにもなるのだ。

 また、成長過程を見ることができるというところもポイントだろう。今までの韓国アイドルの場合、各事務所が何年もかけて育ててきた練習生たちが“ほぼ完成された形”でデビューをしてきた。そのため、ファンたちはよほどのことがない限り、デビューに至るまでの彼らの成長を“見る”ことはできなかった。しかし、『PRODUCE 101』では、まだデビューの決まっていない(一部はすでにデビューをしている場合もあるが)各事務所の練習生たちが、デビューをかけて成長していく過程をテレビを通して見ることができるのだ。

 つまり、テレビで見守ってきた練習生に“自分の清き1票”を投票するという行為により、“自分たちがアイドルを育てている”という気持ちになれるのだ。シーズン1の女性練習生よりも、シーズン2の男性練習生のほうが盛り上がったのは、女性ファンたちの「育てたい」という気持ちをくすぐったからかもしれない。

番組で磨かれてきた完成度の高さ

 前述したとおり、『PRODUCE 101』に参加するメンバーのほとんどが事務所で何年も厳しい練習生活をしてきた練習生が多い(中には事務所に所属せずに「自主練習生」として生活をしてきた練習生たちもいるが、それはほんの一部だ)。

 そこそこ実力のある者たちが集まっているので、最初からレベルは高いのだが、番組内で自分の順位を上げるために、視聴者へのアピールや、カメラへのアイコンタクト、様々なジャンルの音楽への解釈やダンスなどの表現方法を積極的に身に着けていく。数カ月の番組放映の中で“見られる”という場数をこなすことで、そういった場面に慣れ、物おじをしなくなることは間違いないだろう。

 そのため、番組が終わり正式にデビューするころには、アイドルとしてかなり完成されていることが多い。それが“プデュ勢”の強みのひとつでもある。

      

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