けやき坂46 柿崎芽実、ドラマ『Re:Mind』の鬼気迫る演技で脚光 武士のような精神で高み目指す?

 昨年12月12日と13日に行われた『ひらがな全国ツアー2017FINAL!』の際、柿崎はリハーサル中に骨折しライブの欠席を余儀なくされた。インタビューでも幕張公演に対する並々ならぬ思いを語っていたため、その悔しさは計り知れなかっただろう。その時の柿崎のブログには、「正直悔しくて悔しくて仕方がないです。神様はいじわるですね(笑)」と綴っていたが、続けて「皆さんに約束します。私は絶対強くなって戻ってきます。皆さんに勇気を与えられる存在になります。」と、16歳とは思えない気持ちの切り替えを見せた。この前向きな言葉には、ファンも救われる気持ちになったことだろう。そして柿崎は、ライブのアンコールに左腕をつった状態で登場し、ラストナンバー「W-KEYAKIZAKAの詩」を歌唱。「みんながライブしているのをモニターで見ていて、すごく悔しい気持ちもあったんですけど、みんなから勇気をもらいました」とステージ上で涙した柿崎の姿には、欅坂46にも負けないほどのドラマがあった。

 けやき坂46の中でも、短期間に様々な経験と挫折を経験した柿崎。これからも彼女のたくましさは、メンバーやファンに希望を与えてくれるだろう。今月末より開催される日本武道館3Days公演では、柿崎が完全復活したけやき坂46総勢20名のパフォーマンスを見ることができるのだろうか。心待ちにしたい。

(文=本 手)

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