ガブリエル・アプリンが見せた、シンガーソングライターとしての進化 日本語でも歌った来日公演

ガブリエル・アプリンが見せた成長の証

 アンコールの拍手に誘われて再びステージに戻っていたカブリエル・アプリン。まずは弾き語りで「Shallow Love」を、その後はサポートメンバーを招き込み、キーボードの流麗な旋律から始まる「Home」を歌唱した。そしてこの日のライブを締めくくったのは、最新EPの表題曲でもある「Miss You」。彼女の今のモードを象徴するようなダンサブルな1曲を披露し、この日のライブは幕を閉じた。

 デビューアルバム『English Rain』はオーソドックスでアコースティックなポップソングを歌うシンガーソングライターという印象の強かったガブリエル・アプリン。しかし2ndアルバム『Light Up The Dark』ではロックサウンドに、そして最新EP『Miss You』ではエレクトロサウンドにチャレンジ。アーティストとしてのキャリアを積む中で、おそれることなく多彩な音楽性に挑めるのは、カブリエル・アプリンの作品の真ん中にあるギターやピアノで奏でるメロディと歌が、ぶれることなく貫かれているからだろう。17歳の時に初めてのEPをリリースし、今は24歳。早熟ながらも等身大な姿で真摯に歌を届ける彼女は、これからも良質なポップミュージックを奏でるシンガーソングライターとして、その名前をさらに多くの人々の間に広げていくだろう。

■セットリスト
7月15日(土)billboard LIVE TOKYO 1stステージ

M.1 Sweet Nothing
M2. Night Bus
M.3 Please Don’t Say…
M.4 Coming Home
M.5 How Do You Feel Today?
M.6 Panic Chord
M.7 Salvation
M.8 Power Of Love
M.9 Light Up The Dark
M.10 Heavy Heart
M.11 Fools Love
<Encore>
M.12 Shallow Love
M.13 Home
M.14 Miss You

■リリース情報
『ミス・ユー』
発売中
1,400円+税
iTunesリンク

1. ミス・ユー
2. ナイト・バス
3. ラン・フォー・カヴァー
4. ミス・ユー(ピアノ)
5*. ユースト・トゥ・ドゥー
6*. ミス・ユー(マーク・マッケイブ・リミックス)
* Bonus Track

ガブリエル・アプリン ワーナーミュージック・ジャパン

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