Chelsy AMI×馬場ふみかが語り合う、母親への感謝 「おかあさんへ」配信リリース記念対談

AMI×馬場ふみかが語る母への感謝

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AMI「お母さんは太陽みたいな存在」

――20代になると母親との関係も変わりますか?

馬場:いまは仲良しですけどね。ふたりで出かけたり、ごはんを食べに行ったりもするので。母親は地元の新潟にいて、ときどき東京に来てくれるんです。ただ、寝起きのときは最悪です。「うるさいから! 黙って!」って言っちゃう(笑)。

AMI:(笑)。起こしてくれるんだ? 優しいね。

馬場:そうなんだけどね(笑)。舞台があるときもいつも観に来てくれるんですよ。今回の舞台(『ちるらん 新撰組鎮魂歌』)のときも3日くらい私の部屋に泊まってたんだけど、家に帰るとお母さんが、もうね、ずっとしゃべってるの(笑)。

AMI:話したいんだね。

馬場:そうみたい。普段はなかなか会えないから、話したいことがいっぱいあるのはわかるんだけど「今日は疲れてるから!」って(笑)。でも、大人になってから、ときどきお母さんにごちそうしてあげたりしてますよ。

AMI:偉いよ~。そういう話を聞くだけで、嬉しくなっちゃう。

――舞台の感想も言ってくれるんですか?

馬場:あ、どうだろう? この前の舞台は殺陣もあったんですけど「動き回って大変だね」とか「ケガしないで」くらいかな。他の出演者のことは言いますね。「あの人がいてくれたから、この舞台は締まった」とか(笑)。

AMI:私も同じかも。「大変だね」とか「今日は激しかったね。疲れたでしょう?」とか。授業参観みたいな感じなんでしょうね。「私はいつまでもお母さんの子供なんだな」と思う瞬間です。

馬場:子供のことが好きでしょうがないんですよね(笑)。私、いままで生きてきて、反対されたことがないんですよ。「やりたいことをやりなさい」という家だったし、習い事も進学も、自分の好きなようにさせてもらって。いまもすごく応援してくれますね。実家の部屋は私が載ってる雑誌で埋め尽くされてるし、カレンダーも貼ってあって。小さい記事も全部取ってあるんですよ。

AMI:ウチも似てるかも。私は三姉妹の三女だから、親の育て方もちょっと緩くて(笑)。しかも両親が共働きでおばあちゃんに育てられたので、“かわいいかわいい”って感じだったんです。テストのときとかも「あなたは出来る子だから、絶対、いい点数が取れるよね」ってヨイショされて(笑)。すごくほめられたし、愛されてきたなって思います。

馬場:私も「あなたがいちばんカワイイ」って感じだった(笑)。

AMI:こういう活動をさせてもらえてるのも、親に「自由にさせてあげよう」という考えがあったからかなって。

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――親の影響はやっぱり大きいですからね。母親と接していて「ここは見習いたい」と思うところは?

AMI:やっぱり弱いところを見せないことですね。「おかあさんへ」の最初で<あなたが涙するところを/あたしは見たことがなかったの>と歌ってるんですけど、本当にそうなんです。初めて泣いてるところを見たのが、おばあちゃんが亡くなって、火葬されるときだったので。あとは人当たりがすごく良くて、いつも誰かに相談されてるんですよね。看護師をしているんですけど、仕事のときも周りの人たちを照らしていると思うし、太陽みたいな存在なんだろうなって。そこは見習いたいなって思います。ふみかちゃんのお母さんは?

馬場:うちの母親はコミュニケーション能力が凄まじく高くて(笑)。友達の数も多いし、誰とでもすぐに仲良くなるんですよ。

AMI:ふみかちゃんも、ちょっとそういう感じじゃない?

馬場:違う違う! 私、じつは人見知りだから。

AMI:そうなんだ。

馬場:うん。いまは美容関係の仕事をしていて、何才になっても若いっていうのも見習いたいなって。

AMI:すごい。パワフルなんだね。

馬場:エネルギーが余ってる(笑)。たまに電話すると話が止まらないから、途中で切っちゃうもん。はいはい、じゃあ、またね。ブチッ。って(笑)。

AMI:ハハハハハ。

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