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ミニアルバム『LOVE/HATE』インタビュー

篠崎愛が表現した、“大人の女性”のリアル「今は“HATE”な曲を歌うのもしっくりくる」

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「AeLL.をやるようになってから、自分を出せるようになった」

――そして4曲目の「ユキアタリバッタリノ恋」になると、歌詞の内容がさらにディープになって……『LOVE/HATE』の「LOVE」から「HATE」にガラッと変わるというか。

篠崎:(笑)。実は、この曲は今一番気に入っている曲なんですよ。私の曲では今までになかったタイプの新しい曲。<信じることが怖いの>という歌詞が超分かり過ぎちゃう。恋愛のときって、嘘って分かっていても信じたくなる気持ちがありますよね。「好きだからしょうがない」と思ってしまう。音的には強い曲ですけど、歌詞では弱さも見せているので、歌声も、強すぎず切なすぎず歌うことを意識しました。

――歌詞も徐々にドロドロとした感じになってきて、アルバムの流れがまるで小説や映画のようです。たとえば、篠崎さんが好きな恋愛作品というと?

篠崎:私はマンガから実写になるような映画が好きで、キュンキュンしたり泣けたりするものが好きですね。最近だと桐谷美玲ちゃんが出ている『ヒロイン失格』を観て、「いいなぁ。こういう恋愛がしたいな」と思ったりとか。逆にドロドロ系だと『不機嫌な果実』も好きです。「(恋愛相手が)友達の旦那!」って(笑)。

――(笑)。5曲目の「悪い猫」はまさに『不機嫌な果実』にも通じる雰囲気の曲ですが、この曲は篠崎さんにとって新たな挑戦になったんじゃないですか? 「篠崎さんはこんな曲も歌えるんだなぁ」とさらに驚きました。

篠崎:私も最初は「こんな曲を歌って大丈夫かなぁ?」と思いましたけど(笑)、これは「二番目の女」の歌ですね。相手に合わせつつ、自分の爪痕も残す。癒すだけじゃなくてキッ(猫の爪を表現する)とするイメージで、曲の情景が見えやすいように歌いました。今MVも用意していて、これも歌詞の内容に合った大人なMVになっていると思います(3/22に公開)。最後の「口の悪い女」は<シャリラシャリラシャリラ(Shout it up! Shout it up! Shout it up!)>のところが難しくて、最初は口が回らなかったりしました(笑)。

篠崎愛 / Ai Shinozaki – 悪い猫 [Music Video]

――それにしても、最初の「PepperMint」と最後の「口の悪い女」では、同じ人の曲とは思えないほど雰囲気が違っていますね。

篠崎:最初はキュンキュンドキドキしながら「一緒にいたい」と思っていたものが、途中から「ちょっと嘘かもしれない」「この人大丈夫?」みたいになってきて、最終的には、「口の悪い女」で「恋だ愛だのぬかしやがってよ」と言い始めるという……(笑)。

――とはいえ、結局は「相手のことが好きだ」というラブソングになっているのが6曲すべての共通点になっていますね。

篠崎:そう、結局「好き」なんですよね。どの曲も言ってることは「好き」だけど、曲ごとに色んな「好き」が描かれていて。そのどれかを無理して演じているわけではないので、結局「どれも自分なんだな」と思うんですよ。「PepperMint」や「TRUE LOVE」のようなイメージしか持っていない人は「こんな面があるの?」と思うかもしれないし、逆に「こんなに乙女チックな曲があるの?」と思う人もいるかもしれないし。今回の作品には、一枚に私の色々な表情が詰まっていると思います。もちろん、インディーズの頃から色んな歌を歌いたいと思っていたし、今後はもっとカラフルな曲を集めた作品を作ってもいいと思いますけど、私ももう25歳で大人だし。ずっと「PepperMint」のような女の子ではいられないと思うんです。だから、「もっと深みを出せたらいいな」って。もともと私は特にグラビアでは「癒し系」と言われることが多いし、基本的には「人を癒したい」と思っていますけど、今は「ユキアタリバッタリノ恋」や「悪い猫」のようなちょっと“HATE”な曲を歌うのもしっくりくる。全部私の中にあるものなので、「すべてを受け入れてほしいなぁ。よろしく!」という感じです(笑)。

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――グラビアや歌、タレントなど様々な活動をしていますが、ソロ・アーティストとして活動をしていく中で歌にも自信が出てきて、できることが広がってきたという感覚ですか?

篠崎:どうなんでしょうね? 私はもともと自分に自信がなくて、何でも考え過ぎちゃうマイナス思考タイプなんです。でも、歌は純粋に楽しめているので、もしかしたらそういう部分もあるのかもしれないですね。グラビアだけをやっているときはそのイメージにとらわれ過ぎて、「つねに可愛くしなきゃいけないんじゃないか」「喋ったら『えっ』って思われるんじゃないか」と意識しすぎて、まったく人と喋れなくなったこともありました。でもAeLL.のようなユニットをやるようになってから、自分を出せるようになったというのはあると思いますね。昔は本当に喋れなかったので……(笑)。だから、歌えるようになってよかったです。歌は無条件に楽しいし、ファンの方にも「歌っているときって、本当にいい顔をするよね」と言われるんですよ。きっと素で楽しんでいるので、ガチガチの笑顔というより「楽しいよ!」という感じが出てるんじゃないかな、と思いますね。

――篠崎さんにとって歌の活動は、「昔から歌が好きだった」ということ以上に大きなものだったのかもしれませんね。これから、どんな歌手になっていきたいと思っていますか?

篠崎:音源ももちろんですけど、私はライブで生歌を聴いてもらうことが好きなので、「ずっとライブができたらいいな」と思います。最初はMCをするのが苦手だったんですけど、やっぱり歌を歌っているときはずっと楽しくて。曲を聴きに来てくれる私のファンの方も、シャイでいい人がすごく多いんです。今回の『LOVE/HATE』の曲をやっていても、「口の悪い女」のような曲も歌っていて楽しいし、「ユキアタリバッタリノ恋」もやりやすい振りが付いていて楽しくて。とにかく「聴いて! 見て!」と思っているので、一度ライブを観にきてくれたらとても嬉しいですね。

(取材・文=杉山仁/写真=三橋優美子)

■リリース情報
『LOVE/HATE』
発売中
価格:初回限定盤(CD+カバー曲集CD)¥2,700(税込)
通常盤(CD1枚のみ)¥2,138(税込)

<CD収録内容>
・DISC 1
1.PepperMint
2.TRUE LOVE
3.愛しい
4.ユキアタリバッタリノ恋
5.悪い猫
6.口の悪い女

・DISC 2(初回限定盤のみ収録)
1.ラストチャンス/Something Else(カヴァー)
2.最後の雨/中西保志(カヴァー)
3.TATTOO/中森明菜(カヴァー)
4.あなたに逢いたくて~Missing You~/松田聖子(カヴァー)

■イベント情報
「LOVE/HATE」発売記念 プレミアム特典会

2017年4月23日(日)東京都内
<第1部>スペシャル生写真サイン会(初回限定盤の購入者が対象)
10:00~10:45(入場受付時間9:45~10:15)

<第2部>私物サイン会(初回限定盤の購入者が対象)
11:00~11:45(入場受付時間10:45~11:15)

<第3部>色紙メッセージ会(初回限定盤+通常盤の購入者が対象)
12:45~13:30(入場受付時間12:30~13:00)

<第4部>録音会(初回限定盤+通常盤の購入者が対象)
13:45~14:45(入場受付時間13:30~14:00)

<第5部>PepperMint2ショット撮影会(初回限定盤+通常盤の購入者が対象)
15:00~15:45(入場受付時間14:45~15:15)

<第6部>私服2ショット撮影会(初回限定盤+通常盤の購入者が対象)
16:00~16:45(入場受付時間15:45~16:15)

<第7部>LOVE/HATE2ショット撮影会(初回限定盤+通常盤の購入者が対象)
17:00~17:45(入場受付時間16:45~17:15)

■関連リンク
篠崎愛公式HP
篠崎愛公式ブログ
篠崎愛公式Twitter

      

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