V6、新曲「Can’t Get Enough」で“実力派”の本領発揮! 仲の良さの再認識も進む?

 3月15日にリリースされたV6の最新両A面シングル『Can’t Get Enough/ハナヒラケ』。「Can’t Get Enough」は、これまでシングルにはなかった洗練されたダンスビードな曲調。今だからこそ魅せられる大人の色気を感じさせる作品だ。デビュー20周年を経て、さらに進化を続けるV6について、芸能ライターの佐藤結衣氏に聞いた。

「今回のシングルは、まさにV6の魅力がギュッと凝縮された作品に仕上がっていますね。舞台、映画、バラエティ……などソロとしてもマルチな活躍を魅せているV6ですが、やはりグループとしての真骨頂はダンス。本作の振り付けは、国内外を問わず有名アーティストに才能を認められたs**t kingzのkazukiさんが手がけています。脚をすべらせ、身体全体を滑らかに動かし、腰を振るなどセクシーな動きがシンクロするパフォーマンスは見応え充分。揃っていてほしいところはキッチリと調和がとれているのに、一人ひとりを見ると眼差などにしっかりと個性も感じられるのが、V6ならではのダンスの魅力でしょう。しかも『ジャニーズweb』で連載している三宅健さんのブログによれば、振り付けをして2日後にはMVの撮影だったそう。まさにプロですね」

 一方、「ハナヒラケ」は笑顔溢れる応援ソング。MVも、メンバーがおそろいのつなぎの衣装で、インクにまみれたり、アニメーションの中で飛んだり跳ねたりと、微笑ましい。

「シックな色気たっぷりのダンスで魅了したかと思いきや、アラフォーとは思えない少年たちのようなかわいらしさも生み出せる。この振れ幅こそ、V6が20年で培ってきた実力なのではないでしょうか。通常盤に収録されているカップリング曲の『足跡』や『MANIAC』も全く違うテイスト。コンサートの終盤やアンコールにぴったりだな、なんて想像を掻き立てられるラインナップです。先日、ラジオ番組『ディア・フレンズ』(TOKYO FM)に、坂本昌行さんと三宅さんがゲスト出演されたとき、坂本さんがコンサートについて“昨年できなかったので、今年は6人が合う時間を設けたい”と発言していました。ソロの活動も充実しているだけに、なかなかスケジュールが合わないのだと思いますが、今年こそはと期待が高まります」

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