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ダイノジ 大谷ノブ彦が考える、NEWS『24時間テレビ』出演が素晴らしかった理由

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 NEWSがメインパーソナリティを務めた2016年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)で披露された「フルスイング」の素晴らしさったらなかった。

 エモーショナルなミディアムテンポのこのナンバーは亀田誠治がアレンジを担当したフォーキーな歌モノだが、会場にいる人がその世界観に入り感動してるのが伝わってきた。

 まるで彼らの生き様を描いたようなこの曲を、NEWSは大切に唄ってきた。

 絶体絶命のピンチをチャンスに変えてとんでもない“確変“を起こし、今まさにキャリアハイの状態を迎えた4人組アイドルNEWS。彼らは元々バレーボールの企画の一貫としてデビューした、9人組のグループであった。その当時はセンターの山下智久のためのグループというイメージが強かった。

 今やジャニーズにおいて貴重な“王子様キャラ”として知名度抜群の手越祐也も、はじめはかなり目立たない存在だった。その手越がテレビで涙を見せ、ファン以外の視聴者にもその熱い人柄は好意的に受けとられたように映った。

 「フルスイング」は、NEWSが4人組として再スタートを果たしたシングル『チャンカパーナ』のカップリング曲である。当初はなぜこの物語性が詰まった「フルスイング」を表題曲にしなかったのか不思議であったが、結果的に架空の言葉でファンタジックな世界感に染められた「チャンカパーナ」を表題曲として選んだことが、巡り巡ってこの日のパフォーマンスの説得力に繋がったんだと思う。

 当たり前だが、物語性を全面に出し続けていたら、NEWS復活の歌番組では演歌歌手よろしく苦節何年が滲み出た暑苦しい伝わり方だけをしたかもしれない。それより“アイドルとしてのNEWS”を楽曲で全うしたことが、『24時間テレビ』というエモーショナルな物語性を披露する現場で批評として機能し、結果的に非常にその人間くさい魅力が全国に届いたように思うのだ。アイドルが国民のものになる瞬間とはこういうことなのかもしれない。

 さらにこの“アイドルらしさ”と“人間らしさ”という二つの世界観を一曲の中に投影できる強みが今のNEWSにはある。ここ最近のアルバムの充実はそこが要因だ。NEWSのライブにおける代表曲、まるでPittbulの「ティンバー」的でカントリーチックなEDMナンバー「NYARO」はクラブでかかっていてもおかしくない強度の音圧に加え、コールアンドレスポンスが生み出す人懐っこさがある。こういうところがNEWSの深みだと思う。

      

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