ハロプロ冬ソングは全部で何曲? 四季のハロプロ楽曲(冬編)

<クリスマス(歌詞)>

・聖なる鐘がひびく夜/タンポポ(1999)
・Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜/モーニング娘。(2001)
・女の友情物語/松浦亜弥(2003|c/w曲)
・「すっごい仲間」/モーニング娘。(2003|アルバム曲)
・GOOD BYE HELLO/安倍なつみ&石川梨華(2004|アルバム曲)
・Tea Break/美勇伝(2005|アルバム曲)
・恋は発想 Do The Hustle!/モーニング娘。(2005|c/w曲)
・刹那さ Ranking/メロン記念日(2004|アルバム曲|作詞:三浦徳子)
・サンタのサキソフォン/真野恵里菜(2009|アルバム曲|作詞:三浦徳子)

 「クリスマス」またはそれに類するフレーズが歌詞が含まれているケースは9曲。つんく♂作詞の7曲それぞれでは〈帰り道キスしたね Woo- 去年のイブは〉〈そしてハンバーグ 一緒に作ろう クリスマス 一緒に過ごそう〉〈クリスマス前は慎重に 様子を伺って 「ああ、イブはどうかな?!」ってお互い 見栄を張るけれど〉〈きっと HOLY NIGHT 寄ってらっしゃい〉〈SILENT NIGHT イルミネーションが 都会の夜〉〈クリスマス 近づいて 彼氏なしじゃやばいわ〉〈恋は発想 X'mas 日本でもお祭り〉となる。初期ハロプロでのクリスマスソングといえば「聖なる鐘がひびく夜」が真っ先に思い浮かぶだろう。

 つんく♂以外の作詞2曲では〈クリスマスのプレゼント 渡しそびれちゃってる1月〉〈クリスマスはね 大忙しよ ワタシはサンタの一番弟子ですから〉。「サンタのサキソフォン」は真野恵里菜の1stアルバム『FRIENDS』に収録されていたクリスマスソングだが、たとえば去年2015年のJuice=JuiceのクリスマスFCイベントでカバーされるなど、後輩に歌い継がれている。

<雪(歌詞)> 

・故郷の唄が聞こえる/前田有紀(2002|c/w曲|作詞:仁井谷俊也)
・月列車/前田有紀(2004|c/w曲|作詞:峰崎林二郎)
・旋律/飯田圭織(2004|アルバム曲|作詞:岩里祐穂)
・NEXT MY SELF/真野恵里菜(2012|作詞:MIKOTO)

 「雪」が歌詞に含まれるケースは、たまたまつんく♂以外の作詞曲4曲となった。それぞれ〈うわべは誰もやさしいけれど こころ雪より寒かった〉〈雪ひといろの北国は 銀河のような月列車〉〈手のひらに降る粉雪のように〉〈そっと降り始めた 今年初めての 雪を見つめてた〉。「NEXT MY SELF」は真野のラストシングルだった。

NEXT MY SELF/真野恵里菜

<白い息(歌詞)>

・甘いあなたの味/メロン記念日(2000)
・ボーイフレンド/藤本美貴(2002)
・恋人募集中/後藤真希(2003|c/w曲)

 気温が低くなると吐く息も白くなる。そんな情景をつづった歌詞が3曲あった。〈心を読まれそう 白い息は〉〈街の中で吐く息が白くなり いつの間にか恋人達を 演出してる〉〈吐く息が白いわ 冬の色〉。特に藤本美貴の4thシングル「ボーイフレンド」は、MVでの白いイヤーマッフルを装着したミキティの姿が印象的な良ウィンターソング。

<寒い(歌詞)>

・がんばっちゃえ!/モーニング娘。とハロー! プロジェクトキッズ+後藤真希(2003|シングルV曲)
・ダイアリー/松浦亜弥(2003|アルバム曲)
・白いTOKYO/ZYX(2003)
・かっちょ良い歌/モーニング娘。 or Berryz工房 or ℃-ute or 真野恵里菜 or スマイレージ(2011|c/w曲)
・寒いね。/スマイレージ(2012)

 ストレートに冬を感じさせる「寒い」というフレーズが歌詞に含まれているのは5曲。〈あなたと出会った 寒い季節〉〈あ〜寒い季節は意外と苦手で、出不精だった私が、お出かけをするみたい。うまく会えるかしら…。〉〈わざと寒そうなしぐさをしたら〉〈寒い季節は苦手だったよ「But」 言っちゃられない〉〈寒いね。今日はどうか一人にはしないでね〉となっている。ZYX「白いTOKYO」はハロプロキッズ選抜メンバーによる煌びやかなシンセポップで、個人的にはハロプロウィンターソング最高峰。スマイレージ「寒いね。」は、前述の℃-ute「会いたいロンリークリスマス」と並ぶミディアム系冬ソングの名曲だろう。

寒いね。/スマイレージ

<1月(歌詞)>

・年末年始の大計画/タンポポ(2001|c/w曲)
・唇から愛をちょうだい/美勇伝(2005|アルバム曲)
・コイセヨ!/Berryz工房(2014|アルバム曲)
・「アイドルはロボット」って昭和の話ね/ハロプロ研修生(2015|アルバム曲)

 年越しの時期でもある1月を連想させる歌詞を含んでいるのは4曲。〈お食事とかして お話をいっぱいしたい お正月の予定 計画も立てたいな〉〈なんか実家懐かしい 正月帰ります〉〈元旦のおみくじなんて 忘れちゃえ〉〈土日は忙しくて 年末年始も同じ〉。

<2月(歌詞)>

・笑顔YESヌード/モーニング娘。(2007)
・チョコレート魂/松浦亜弥(2009|作詞:三浦徳子)

 2月を感じさせる歌詞の曲は2曲。「笑顔YESヌード」では〈二度目のフェブラリー〉というフレーズがあり(シングルの発売日は2007年2月14日だった)、「チョコレート魂」はタイトルからも察せられるとおり、バレンタインデーをテーマとした歌詞となっている。

<冬を連想(歌詞)>

・君は自転車 私は電車で帰宅/℃-ute(2012)
・私のでっかい花/モーニング娘。 [田中れいな、飯窪春菜、石田亜佑美](2013|c/w曲)
・ロマンスを語って/Berryz工房(2014)

 「君は自転車 私は電車で帰宅」は〈自動販売機 缶コーヒー 温かいの買うの間違え冷たい でも二人暖か〉という歌詞から、舞台は寒い季節だと推察できる。「私のでっかい花」では〈やっぱり一人じゃ少し 寂しく感じちゃう季節です/指絡めて歩きたい マフラーだってお揃いで〉という歌詞がある。「ロマンスを語って」は、歌詞だけ読むと冬を連想させるフレーズは〈fu fu White romance〉ぐらいしかないのだが、つんく♂公式サイト掲載のライナーノーツを確認すると「モータウンサウンドをリスペクトさせて頂きつつ、夏ではなく冬のイメージで制作しました」という発言がある。

ロマンスを語って/Berryz工房

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