ピコ太郎「PPAP」は世界でどのように受け入れられたか 海外シーンとメディアの反応を追う

 アメリカのニュース雑誌『TIME』やニュース専門放送局『CNN』、イギリスの公共放送局『BBC』が早い段階で「PPAP」を報じ、『BBC』は「動画の中毒性」に触れながら「江南スタイル」で世界的人気を誇るPSYに次ぐ存在であると知らせている。さらに、日本外国特派員協会での記者会見にも取材に訪れていたイギリスの『Guinness World Records』では、ピコ太郎はワールドツアーの開催を願っているが、「PPAP」の世界的な熱狂はいつまでも続くものではないということも認めていると報じている。

 「楽しい、おもしろいと思える曲を早くたくさんリリースしたいと今は思っている」という彼のコメントで報道記事は終わっているものの、その後、ピコ太郎は世界最大級音楽レーベル<SONY/ULTRA>、ベネルクス地域においては<CNR Records>との契約を発表。12月7日には1stアルバム『PPAP』のリリースも決定している。世界的ブームはまだまだ冷めることはなさそうだ。

(文=渡辺彰浩)

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