乃木坂46 白石麻衣が流した涙の意味は? 『サヨナラの意味』ドキュメントに見る橋本奈々未との絆
乃木坂46が11月9日にリリースした16thシングル『サヨナラの意味』が、発売初日で累計出荷100万枚を超え、グループ初となるミリオン認定を果たした。
今作のセンターを務め、グループからの卒業と芸能界引退を発表している橋本奈々未は、メディア向けのコメントに「『乃木坂46でやり残した事はありますか?』という記者の方からの質問に対して、『やり残した事はありません。』と答えてきましたが、一緒に5年間活動してきたメンバーと共に、ミリオンを達成出来た事は本当に嬉しく、改めてやり残した事はないと実感がわきました」と答えている。
名実ともに乃木坂46を代表とする作品と言える今作の初回仕様限定盤Type-A付属のDVDには、「ドキュメンタリー~サヨナラの意味~」を収録。松村沙友理、生田絵梨花、桜井玲香、高山一実、白石麻衣、5人へのインタビューを元に、撮影日の台風直撃、橋本の体調不良も重なり過酷な収録となった「サヨナラの意味」MV舞台裏ドキュメントが収められている。
中でも橋本と同世代であり、初期から共にグループを牽引してきた白石が言葉を失いながら涙を流すシーンは印象的だ。1stシングルからこれまで全ての選抜で福神入りを果たしているのは白石と橋本の2人のみとなる。近いポジションに立つことも多く、7thシングル『バレッタ』を皮切りに『気づいたら片想い』『夏のFree&Easy』『命は美しい』『太陽ノック』の5作においてシンメトリーの位置に。「孤独兄弟」は乃木坂46のユニット曲で初めてCDに収録され、2人の人気の高さを知らしめた楽曲でもある。その後、ペアPVとして「孤独兄弟 Legend」と題し、その映像の世界観をもとに2人の出会いや絆を描いた派生作品も生まれた。
「ドキュメンタリー ~サヨナラの意味~」でスタッフからの「シンメで立つのももう見られないんですね」という一言に白石は黙り込み次第に涙を流しながら「反対側にいてバランスが良い。橋本が一番落ち着く存在」と答えた。白石は『Ray』、橋本は『CanCam』の専属モデルとして活躍しており、雑誌のグラビアでペアを組むことも多かった。『乃木坂工事中』の前身番組『乃木坂って、どこ?』(テレビ東京系)で放送された、白石、橋本、卒業した深川麻衣、3人での熱海旅行企画は、メンバーの素の表情が垣間見えるとしてファンからの評価も高かった。