欅坂46は“全員フロント経験者”型グループへ? 3rdシングル選抜メンバーに寄せる期待

 2列目・3列目のメンバーにも注目してほしいという。

「これまでと同じくTAKAHIROさんが振付を担当するかどうかはわかりませんが、欅坂46は前後に大きく動いて全員を上手く見せる振付が特徴的です。そういう意味で2列目の中央に長濱ねるを置き、その左右を前作のフロントメンバーが固める“過去最強の2列目”といえる布陣にも、何かしらの意図があるのではないかと推測します。3列目もフォーメーションが重要になるかもしれない今作においては、パフォーマンスを成立させるために大事な存在となりそうです。今回は両サイドに織田奈那と土生瑞穂という安定感のあるメンバーを置いたのも、そんな考えがあるような気がします」

 最後に西廣氏は、今後の欅坂46に寄せる期待についてこう述べた。

「このまま各メンバーにチャンスを与え、5枚目くらいまでに全員がフロントを経験するグループになってほしいですね。そのうえで“全員選抜”という形式が継続すれば、これまでの48グループ・坂道シリーズにはない新たなステージに進めるかもしれません」

 欅坂46が今回行なった挑戦は、3rdシングルを経て、どのような形で花開くことになるのだろうか。まずは表題曲がどのような楽曲になるのか注目だ。

(文=中村拓海)

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