東京エロティカルパレード。主催『エロフェス』最終日レポ たくさんの“家族”と作った5DAYSに

『エロフェス』最終日レポ

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東京エロティカルパレード。

 3バンドの出演を終えると、温かい拍手に迎えられた東京エロティカルパレード。がいよいよ登場。Gicchi(Vo)の「ファイナルだぞ!ぶっ飛ばしていこうぜ」という呼びかけを合図に「真夏のマジック」の演奏がスタート。ASUKA(Sax)は、サックスを高く掲げながら演奏する見事なパフォーマンスで会場を沸かせると、続く「ヴァイブレーション5」でも艶のあるソロパートを演奏。同曲では、IMAMUN(Ba)もウッドベースのふくよかな低音を響かせるソロ演奏で観客を魅了した。

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大智(Vo)

 翔太(Vo)が「この4日間、いろんなアーティストさんとお客さんが作ってくれたバトンを握って、今日のファイナル盛り上がっていきましょう。ちくしょう、みんなのこと好きだ。好きすぎて、たまらん」と話し「めっちゃ好き」を披露。翔太がメインボーカルで歌った同曲は、途中で重なる大智(Vo)とのハモりや、ASUKAのサックスのメロウな音色が翔太の歌声を際立たせた。歌い終えた翔太が「ありがとう」と感極まり泣き叫ぶ姿を見せると、大智が「この後にしゃべる俺のことを考えてみろ!」と笑いを起こし、メンバーの仲の良さが伺えた。

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Gicchi(Vo)

 MCではGicchiが「この5日間、毎日がファイナルだと思って突っ走ってきたんで、体力の限界なんてとうに超えてるんだよ。だけどね、みんなの笑顔が見たいから、みんなの明日が見たいから晴れるように願いを込めて次の歌を歌いたいんだ」と熱い言葉を投げ掛ける場面も。その言葉を受けて披露された「ハレルヤ」では、跳ねるようなテンポにのせたパワフルなステージを繰り広げた。続けて手拍子とアカペラでスタートさせた「Won't You Marry Me!」では、Gicchi、大智、翔太の3人の声がいきいきと響き渡り、ラストの曲「花」では、観客が腕を挙げて大合唱する盛り上がりを見せ、本編が終了した。

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 アンコールで東京エロティカルパレード。が再び登場すると、出演した3バンドの各メンバーを招き入れ、セッションの披露へ。ハルカが「人生で出たイベントのなかで1番良いイベントだったと思いますよ」とコメントすると、続けて登場したReds☆も「人生の中で、出たイベントのなかで1番良いイベントだったと思いますよ」と同じコメントし、笑いを起こした。また、小谷から「もっさん(翔太)すげー泣いていたけどどうした? 小学生みたいになってたけど(笑)」と翔太がいじられるなど、出演者の仲睦まじい様子も見受けられた。東京エロティカルパレード。が1曲目にに演奏した「真夏のマジック」を全員で歌い上げると、曲中に観客同士が手をつなぎ、左右に移動するダンスや一斉にジャンプするなど、大盛況なステージでイベントの幕を下ろした。

 メンバーの涙も溢れた最終日は、彼らがファンや仲間を“家族”と思い、大切にしていることを強く感じることができたステージだった。イベント終了後のインタビューでは、5日間連続のライブ出演が初めてだった翔太が「殻を破れるのかチャレンジした5DAYSで、みんなに助けてもらったことを強く感じました」と語り、ワンマンでは成長した姿を見せたいと意気込んで話してくれた。そして、ASUKAは「もう1回再会したい人たちばかりなんです。ワンマンでまた絶対再会したい」と話し、彼らの気持ちは来月11月6日のワンマンへ向かっていた。ライブを重ねるごとに、大きくなっていく彼らの家族が、ファイナル公演でどんな盛り上がりを見せてくれるのか楽しみだ。

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