Kis-My-Ft2が“最速記録”再び更新 東京ドーム公演で感じたデビュー5周年で培われたグループ個性

 また、同ライブ中に北山が「何か男性の方も凄い入って下さって」と語ったように、彼らのコンサートには男性ファンも多く足を運んでいる。ペンライトを回し、振り付けを真似して一緒に踊っている姿も印象強く写った。宮田は「俺『最後もやっぱり君』でしっとりダンス踊ってるところで、すごい投げチューしてくる男性がいたの。思わず笑っちゃった」と話し、彼のヲタク的なキャラクターも含め、アイドルの中でも親近感を与える存在として好かれている部分が伺えた。コンサート中に、藤ヶ谷からメンバーの中で誰が好きか聞かれた男の子は「きたみつ。一生懸命なところ」と答え、幼い子でさえ、1人のアイドルの魅力を理解し切っていることに驚かされた。

 その他にも、和太鼓パフォーマンスや、メンバーが20メートルの高さから降下するワイヤーアクション、日本初上陸のマシン使った光と水の演出などを用いて、関東エリアだけでも東京ドーム4日間という規模で開催されたKis-My-Ft2の5周年コンサート。北山が最後に残した「デビュー5周年とはいえ、結成して10年以上立つし、まだまだ通過点です」という言葉通り、これからもさらなる記録を更新し、次世代トップのジャニーズアイドルを目指していく彼らを応援していきたい。

(文=梅中麻衣)

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