乃木坂46新センター齋藤飛鳥、自身の成長を控えめに語る 「挑戦したことすべてに興味が出てきた」

乃木坂46齋藤飛鳥、成長を控えめに語る

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「挑戦したことすべてに自分の中で興味が出てきた」

──齋藤さんは2015年に入ってからファッション誌『CUTiE』の専属モデルに選ばれ、現在も『sweet』のレギュラーモデルとして活躍。さらに『Girls Award』『TOKYO GIRLS COLLECTION』などファッションショーへの出演、ラジオ番組『POP OF THE WORLD』(J-WAVE)内『HARRY'S ENGLISH CLASS』にレギュラー出演と外仕事もどんどん増えています。先日はテレビドラマ『少女のみる夢』(テレビ朝日)で星野みなみさんと主演を務めたばかり。あの演技も素晴らしくて、観ていてウルっときてしまいまして。

齋藤:えっ、本当ですか?

──本当ですよ。齋藤さんらしさが色濃く表れた内容だったと思いますし。

齋藤:本当によかったですか?(こちらの表情をジッと伺う)

──そんなに疑わないでください(笑)。今まで経験したことのないお仕事も増えた結果、そういう経験が今後の表現に何かしら影響を与えると思うんです。例えば撮影だったら、モデルを経験したことで魅せ方に関して引き出しが増えたでしょうし。そういう点において、以前との変化は感じますか?

齋藤:それはめっちゃ感じますね。私の中ではやっぱりモデルの活動をさせてもらってることが一番大きくて。以前は写真を撮られることも動画を撮られることも好きじゃなかったけど、モデルを経験したことがきっかけで好きになれたんです。そうなってから昔の写真を観てみると、本当によくこれでジャケ写撮ったなというのが多いんですよ。「よくこんな顔で大丈夫だったな?」とか(笑)。

──なるほど。

齋藤:そういうことって誰も教えてくれないし、結局は自分で勉強するしかないから。でも昔の私だったら自分で勉強しようとも思わなかっただろうし、それ以前に勉強しようと気づきもしなかっただろうから、そういうきっかけをくれたモデル業は私の中で本当に大きいんです。それにラジオ番組とかドラマとか、このタイミングでいろんなことに挑戦させてもらえるのは本当にありがたくて。実際、挑戦したことすべてに自分の中で興味が出てきましたし。

──すごいですね。ということは『HARRY'S ENGLISH CLASS』を通じて英語にも興味を持ったと。

齋藤:あ、それに関してはやらないといけないという責任感もあるんですけど(笑)。スタッフさんから「英語に興味ある?」って聞かれたときはここまでしっかりやるとは思ってなかったから「興味はあります」と答えたんです。でも始まってみたら結構がっつりやってるんで、「これはヤバイ!」と思ってちゃんとやってます(笑)。

──では今後やってみたい「興味のある」お仕事は?

齋藤:なんだろうなあ……英語も今やっていて興味があるし、モデルもどんどん挑戦したいと思うし……。

──考えてみたら執筆業(『別冊カドカワ 総力特集 乃木坂46』でエッセイ「齋藤飛鳥、書く。」を連載)もやってますものね。

齋藤:そうですね。私、演技もドラマをやらせてもらったことで興味が湧いたんですけど、あのドラマの役はわりと自分に近いものがあってやりやすかったところもあったんです。もちろん難しいと思って壁にもぶつかったこともあったけど、でもそれでも後になって考えてみると「ああ、こういう気持ちだったんだな」と気づくこともたくさんあって。だから今度は、逆にもう私自身が全然理解できないような人の役に挑戦してみたい。「齋藤飛鳥がこれを演じる?」というような、驚きの役をやってみたいです。

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「私をセンターに選ぶ乃木坂46というグループはすごいと思う」

──そういう経験を積み重ねることが今後の活動に活きてくると思いますし、それによって齋藤さんも乃木坂を引っ張っていくメンバーのひとりになるのかなと思うんです。

齋藤:いやいやいや。引っ張るまではなれないかもしれないけど……でも私、センターは一度きりだと思ってるから。

──歴代のセンター経験者は皆さん、必ずそう言うんですよね。

齋藤:いやいや。とはいえ今やってることは全部吸収しなくちゃなと思ってるので、ここ最近はいろんな意味で充実してます。

──では自分が今の乃木坂に与えられるもの、残せるものってなんだと思いますか?

齋藤:なんだろう? そんな与えられるものなんてないんですけど……ファンの人の中には、今の選抜には現役高校生は私だけなので、そういう若い子が新たな道を切り開いてくれてるって言ってくれる方も多いんです。そんななかで今アンダーにいる子たちから「飛鳥はアンダーの希望だよ!」と言ってもらえたのはすごく嬉しかったですね。とはいえ私は誰よりもアイドル向きじゃないと思うんですよ。

──それは自分でそう思うんですか?

齋藤:自分でも思うし、周りからもそう言われるし。すごい思うんですけど、乃木坂46って結構影のある子が多いって言われるじゃないですか。私自身もそうだよなと思うときもあるんですけど、でも「なんだよ、みんな結構明るいじゃん」と感じることも多くて(笑)。それまでの私ってそんなに自分が暗いと思って生きてなかったんですけど、そういうメンバーを目の当たりにすると、私みたいな人間がアイドルをやってること自体がすごいなと思うし、そういう人をセンターに選ぶ乃木坂46というグループもすごい。

──確かにそうかもしれないですね。

齋藤:今の世の中、アイドルっていっぱいいるけど、キャピキャピするだけが正解じゃないぞという形を証明できたら、私が乃木坂に何か残すことができるのかもしれないですし。ということで……キャピキャピしなくても許してほしいんですよ。

──えっ?(笑)

齋藤:最終的にはそこを許してほしくて(笑)。今はセンターにいるけどあまり無理することなく、どうにか成立させていずれ許してもらえたらいいなって。

──でもそういう齋藤さんを乃木坂のメンバーは認めてくれているわけで。そういう乃木坂46というグループも、改めてすごいですよね。

齋藤:ああ、それは本当にすごいなと思います。でも私も乃木坂のためになることをしたいなとは、常に考えてますよ? 今は力もあんまりないのですぐにどうにかはできないけど、いずれもっと力を付けてグループにとって必要不可欠な存在になれたらと思います。

(取材・文=西廣智一/写真=三橋優美子)

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■リリース情報
乃木坂46 15thシングル『裸足でSummer』
発売:2016年7月27日(水)
価格:初回仕様限定(CD+DVD)盤
Type-A:¥1,528(税抜)
Type-B:¥1,528(税抜)
Type-C:¥1,528(税抜)
Type-D:¥1,528(税抜)
通常盤:¥972(税抜)

※映像特典
・表題曲及びC/W曲のMusic Video DVD
・特典映像DVD
<特典映像詳細>
Type-A収録メンバー(上巻編)※収録順
・若月佑美
・堀未央奈/北野日奈子
・中元日芽香/能條愛未
・斎藤ちはる/永島聖羅
・齋藤飛鳥
・伊藤かりん/伊藤純奈
・深川麻衣
・中田花奈/佐々木琴子
・井上小百合
・中元日芽香/和田まあや
・伊藤万理華
・鈴木絢音/寺田蘭世
・高山一実

Type-B収録メンバー(下巻編)※収録順
・星野みなみ
・川後陽菜/相楽伊織
・衛藤美彩
・永島聖羅/能條愛未
・秋元真夏
・佐々木琴子/堀未央奈
・斉藤優里
・川村真洋/樋口日奈
・新内眞衣
・斎藤ちはる/渡辺みり愛
・松村沙友理
・アンダーメンバー神宮編
・桜井玲香
詳細は後日発表

※封入特典
・「全国イベント参加券 or スペシャルプレゼント応募券」1枚
・メンバー生写真1枚 詳細は後日発表。
なお、CDショップの店頭にて、初回仕様限定(CD+DVD)盤の在庫が無くなった場合は、通常仕様の(CD+DVD)盤の商品に切り替わる。

■ライブ情報
『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』
愛知・日本ガイシホール
2016年8月6日(土)
開場 17:00/開演 18:30
2016年8月7日(日)
開場 10:30/開演 12:00
開場 15:30/開演 17:00

宮城・ゼビオアリーナ仙台
2016年8月13日(土)
開場 17:00/開演 18:30
2016年8月14日(日)
開場 10:30/開演 12:00
開場 15:30/開演 17:00

福岡・福岡国際センター
2016年8月18日(木)
開場 17:00/開演 18:30
2016年8月19日(金)
開場 17:00/開演 18:30

東京・明治神宮野球場
~4th YEAR BIRTHDAY LIVE~
DAY1
2016年8月28日(日)
開場 13:30/開演 16:00
DAY2
2016年8月29日(月)
開場 15:30/開演 18:00
DAY3
2016年8月30日(火)
開場 15:30/開演 18:00

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オフィシャルTwitter
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