KinKi Kids 光一、関ジャニ∞ 村上、A.B.C-Z 五関…ドSキャラを売りにするジャニーズメンバー

 Sexy Zoneの中島健人が主演を務めた映画、『黒崎くんの言いなりになんてならない』は総動員数100万人以上、興行収入11億円以上を記録する大ヒット作品となった。その中で注目されたのが、中島の「ドSキャラ」。『黒崎くんの言いなりになんてならない』がヒットした要因は、原作の力も大きい。しかし、中島のキャクターが話題になったことを考えると、世の中の女性はドSを求めているとも言えるのではないだろうか。ジャニーズメンバーの中には、ドラマや映画でドSキャラを演じる人も多いが、普段からドSキャラを売りにしているメンバーも多々いる。今回は、そんな「ドSキャラ」に注目してみたいと思う。

KinKi Kids 堂本光一

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(C)タナカケンイチ

 ジャニーズのドSキャラといえば、堂本光一を外すことはできない。王子様のような甘いルックスを持っているにも関わらず、実は辛口で毒舌な光一。最近ではそのドSっぷりをテレビで発揮することも多く、周知の事実となりつつある。中でも、コンサートでのファンとの掛け合いは秀逸だ。MCでの毒舌っぷりにしびれを切らしたファンが「ハゲ!」と叫ぶと、光一は「うっせー、ブス!」と返す。朝6時頃からグッズを買うために並んでいるファンがいることを知り、MC中に「バカじゃないの?」と言い放つ。NEWSの手越祐也がファンを“仔猫ちゃん”と呼んでいることを受けて、自分のファンを「化け猫共!」と呼ぶ…。光一のキレキレのコメントも然ることながら、これを楽しんでしまうファンと、上手い具合にツッコミつつフォローを入れる堂本剛は、単純に素晴らしいと思う。KinKi Kidsとファンの間に確固たる絆があるからこそ、できるパフォーマンスなのだ。さらに光一も闇雲にドSっぷりを発揮しているわけではない。以前雑誌で、「ファンサービスよりパフォーマンスでお客さんの心を掴めるアーティストになりたい」と語ったことがあったのだ。このドSキャラは、彼なりのパフォーマンス。そして、かつて語ったように、そのパフォーマンスでファンの心を確実に掴んでいる。

関ジャニ∞ 村上信五

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(C)タナカケンイチ

 鋭いツッコミとトークが強みの村上信五。最近ではバラエティ番組のMCでも大活躍している。そんな村上は、竹を割ったような性格で男らしいとファンの間でも有名だが、ドSキャラでもあるのだ。村上の場合、対外的には礼儀正しいイメージだが、メンバーに対してドSっぷりを遺憾なく発揮する。例えば、渋谷すばるや丸山隆平などの自称・ドMキャラのメンバーに村上が辛辣なツッコミを入れているシーンをよく目にする。こうしてトークを盛り上げる村上だが、「ビジネスドS」でないと感じるようなシーンがあった。村上と丸山がパーソナリティを勤めているラジオ番組内で、メンバーの大倉忠義が出演する『ドS刑事』(日本テレビ系)がどんな刑事かというテーマで大喜利が行なわれた時だ。ひと通りボケ倒した後、丸山が次のメールを読み上げている際、「ほんまは(犯人の)足をトンカチで…すぐ言う(白状する)と思うねんけどな…」とボソッと漏らしていた。これは本物でなければ言えないセリフだろう。ふと漏らす本気トーンのドSなセリフが、ファンを大いに盛り上げている。

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