関ジャニ∞・村上信五は“ポスト中居”の一番手? 各番組でのMC力を検証
関ジャニ∞のメンバー・村上信五が、数々のテレビ番組でレギュラーを獲得し、注目を集めている。マツコ・デラックスとともにMCを務める『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で評判となっているほか、4月15日からは『村上信五とスポーツの神様たち』(フジテレビ)が放送開始。関西で放送されている『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』(関西テレビ)も、4月17日より関東進出を果たした。また、3月9日に放送された特番『世界!極限アーティストBEST20』(日本テレビ系)では、ビートたけしとともにMCを務め、「下手すりゃ『紅白(歌合戦)』の司会者になるんじゃないかな」と、たけし本人にそのMC力を絶賛されたことも記憶に新しい。
いったいなぜ、村上信五はテレビ番組で高い人気を誇っているのか。ジャニーズの動向に詳しい芸能ライターの佐藤結衣氏は、その理由を次のように分析する。
「村上信五さんのMCで特筆すべきは、まずその突っ込み力の高さ。相手が大御所の場合でも、臆することなく視聴者目線でどんどん突っ込みを入れるため、番組に広がりがでます。『月曜から夜ふかし』で見られるように、ときにはタメ口で突っ込んだりするフラットさは、やはりジャニーズJr.時代からトーク力を磨いてきた関西グループならではの資質といえるでしょう。加えて、自分自身も突っ込まれやすいキャラクターというのも、多くの人に親しまれる一要素となっているのでは。彼自身、正統派アイドルというよりは三枚目の要素を持っていて、たとえばソロ曲の「愛 Love You」では、決して上手いとはいえないクオリティのラップを披露しているのですが、それはむしろ語りぐさになっていて、今なおバラエティ番組などで面白可笑しく突っ込まれています。彼のトークを見ていると、相手の年齢や立場に関わらず、常に自分を三枚目のポジションに置いて、相手をうまく引き立てるように振る舞っているんですね。そうした絶妙なポジション取りの上手さは、関ジャニ∞の中でも三枚目として立ち回ってきた経験から培ったものだと考えられます」