嵐の司会で例年以上に豪華! ジャニーズの歴史が詰まった『カウコン』を振り返る

KAT-TUN10周年記念メドレー

 「僕らの街で」「In Fact」「KISS KISS KISS」を熱唱。おそらく、この4人でのカウントダウンコンサートは、今回でラスト。4人で踊る姿を目に焼き付けたに違いない。2016年、それぞれ新たな道を歩み出すKAT-TUNに、大きな拍手が送られた。

KinKi Kidsスペシャルメドレー

 20周年を迎えるKinKi Kidsも「愛のかたまり」「やめないで,PURE」と懐かしいナンバーを披露。3曲目の「フラワー」では出演者全員がステージに登場し、大熱唱をしてみせた。

初夢2ショットBEST5

 グループの壁を超えて、この2ショットが見たいという初夢を叶えるコーナー。「こういうコーナーが欲しかった」とまさにかゆいところに手が届くような企画だ。

第5位 櫻井翔×菊池風磨

 同じ大学の先輩、後輩コンビで嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」を歌った。プライベートでもごはんに行くという2人。見つめ合ってサクラップを披露。最後はハイタッチと肩組みで締めくくった。

第4位 東山紀之×大野智

 デビュー前から東山にお世話になっていたという大野。嵐のアルバムでもカバーしたことのある少年隊の「日本よいとこ摩訶不思議」が選ばれた。2人で息ぴったり&キレのあるにバク転に会場が沸いた。ラストは背中を合わせでキメると、大野が甘えた表情で東山にもたれかかり、親密な様子が見て取れた。

番外編 修二と彰

 テレビドラマ『野ブタ。をプロデュース』での共演をきっかけに、結成された亀梨和也と山下智久のスペシャルユニットが復活。嬉しいサプライズに客席は割れんばかりの歓声に溢れ、亀梨が山下に抱きつくと、さらに会場は盛り上がった。

第3位 松本潤×河合郁人

 モノマネが得意な河合。そのレパートリーの中でも、特に似ていると絶賛されているのが松本のモノマネ。そこで「いつか2人が一緒に歌う姿が見たい」というファンが多かったのだろう。さっそくモノマネをしながら嵐の「WISH」を歌う河合に、松本が「全然似てないよ」とツッコミ。しかし、2人で歌うと本当によく似ており、思わず大笑い。和やかなハイタッチを求めたように見えた松本が、河合の頭をグシャグシャにして照れていたのも、2人の関係性が垣間見えて楽しい瞬間だった。

第2位 大倉忠義×北山宏光

 プライベートでも仲がいいことで有名な2人。おたがいの持ち歌であるKis-My-Ft2「アイノビート」と関ジャニ∞「ズッコケ男道」をメドレーで歌った。顔を近づけたり、寝転がったりと、素でじゃれ合う姿にファンは大興奮したに違いない。

第1位 滝沢秀明×渋谷すばる

 ジャニーズJr.黄金期に、東西の顔として人気を博した2人が、当時呼ばれていた“東の滝沢”“西のすばる”と書かれたTシャツを着て登場。Jr.時代によく歌われていた「明日に向かって」を熱唱。Jr.さながらのフレッシュな笑顔で歌い切った。

年男コーナー

 カウントダウンコンサートでは、年男を集めて紹介するコーナーが定番。今年は、大野智、岡田准一(パネルで参加)、重岡大毅が申年生まれということで、JUMPと同じサル耳のカチューシャをつけて登場し、“モンキースリー”として新年の抱負を語った。

 ダイジェストで追ってきたが、まさに「これぞ、ジャニーズ帝国」とも言うべき濃厚な内容。ジャニーズが築いてきた歴史と、彼らが日々培ってきたスキルの高さ、結束力とファンへのサービス精神がギュッと詰まっている1時間だった。2016年の年末も、ぜひ今回を超える内容になってほしいと期待してしまう。そのためにも、今年1年ジャニーズ全体を引き続き応援していきたい。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる