アイドル界で話題の『原宿駅前ステージ』は何がスゴい? 潜入レポート&支配人を直撃

『原宿駅前ステージ』の魅力を潜入レポ

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ふわふわ

 原宿駅前ステージは、いまや毎日チケットが30倍を超える争奪戦状態。土台は整ったというべきだが、同劇場はさらなる発展に向け、現場でこのプロジェクトのプロデューサー平哲夫社長(株式会社ライジングプロ・ホールディングス)や田代氏がファンと交流を深め、改善点をヒアリングすることもあるという。

「Lead caféは、彼らのファンである女性客が多いものの、ステージを見たファンの方が休憩していくこともあります。そこへうちの社長や僕が行き、一緒に飲みながら感想や要望をうかがっています。実際に要望にそって椅子の高さを変えてみたり、席の抽選方法を電話予約からインターネット予約に変更して、席も当日会場で抽選を行うのですが、この方法もファンの方とやり取りしながら変更していきました」

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原駅ステージA

 また、年末は12月27日に原駅ステージA(エース)初の単独公演(チケットはソールドアウト済)をLINE LIVEにて生放送するほか、劇場を飛び出して大勢の人の前に姿を現す予定だ。

「年末に舞浜アンフィシアターで行なう予定の『RISINGFES 2015~2016』には、MAXやDA PUMP、w-inds.、Lead、三浦大知やフェアリーズらに交じって、約2000人の前でステージに立ってもらいます。劇場の外に出るのは初めての経験ですし、本人たちにとってはかなり刺激になると思うので、どのようなパフォーマンスが披露されるか、楽しみにしていてください」

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 まだ種が蒔かれたばかりの時期ではあるものの、固定のファンを着実に増やしている原宿駅前ステージと原宿駅前パーティーズ。彼女たちは、アイドルの新たな時代を作ることができるのか。引き続きその動向を見守りたい。

(取材・文=中村拓海)

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