アイドル界で話題の『原宿駅前ステージ』は何がスゴい? 潜入レポート&支配人を直撃
観月ありさ、w-inds.、Lead、三浦大知、西内まりや、フェアリーズなどが所属するライジングプロダクションは2015年8月、JR原宿駅竹下口の向かいに常設劇場『原宿駅前ステージ』をオープンさせた。
同劇場は、ライジングプロダクションに所属する女性アーティストの卵・原宿駅前パーティーズが成長し、活躍する場として生まれたもの。グループは現在、ダンスやアクロバットが得意で、日本文化をダンスミュージックに乗せて発信する「ピンクダイヤモンド」、フリルの多い衣装を身にまとい、おもちゃ箱をひっくり返したようなチップチューンで歌い踊る王道アイドル「ふわふわ」、モデルを目指すメンバーが集まり、“大人らしさ”を強調する「原宿乙女」、事務所在籍期間の長いメンバーも多く、ダンスパフォーマンスのキレが目を引く「原駅前ステージA」の4組で構成されている。
同グループの劇場公演を見たファンは、口を揃えて「ステージとの距離感が近い」というため、筆者はその事実を確かめるべく、11月21日の公演に足を運んだ。確かに、会場内はステージから客席周辺までずらりとランウェイが敷かれており、物理的な距離感は近い。
公演が始まると、原宿駅前パーティーズは先輩アーティストの楽曲(この日はピンクダイヤモンドがDA PUMPの「if…」や「We can't stop the music」をカバー)を歌ったり、大人っぽいグループである原宿乙女はシュールなコントを披露。ランウェイの上で破壊力抜群の一言ネタを繰り出したかと思えば、ファンへメッセージを書き込んだ風船をプレゼントしたりと、様々なパフォーマンスで心の距離感が近いことも証明してみせた。