H ZETTRIO&ろじえも、大阪で“ピアノ・トリオ対決” H ZETT Mとまらしぃによる名曲カバーも
2番手にはH ZETTRIOがステージに登場し、いきなり「トリオ〜トリオ〜エッチゼットリオ」という掛け声とともに、「Trio,Trio,Trio!!!」がスタート。立て続けに「HAVE A NICE DAY!」を演奏し、続けて「あしたのワルツ」ではしっとりとした雰囲気を作り上げた。
その雰囲気を一変させたのは、4曲目の「MESHI」。クラブジャズ的なアプローチの楽曲にもかかわらず、途中から「飯食ってイェイ!」という奇妙な掛け声が入り、オーディエンスとコール&レスポンスを繰り広げるという不思議な光景が広がった。MCでは、年末のTOUR告知とともに、お笑いコンビ・爆笑問題と番組で共演したことを伝えるなど、幅広い活動報告を行う一幕も。
また、MC中には、ステージへ新たに一台のキーボードが登場。ここでまらしぃが再び現れると、「Get Happy」でコラボがはじまり、二人の鍵盤奏者による激しいソロパートを重ねながら、ライブは終盤へと突入した。
まらしぃがここで退場し、いったん落ち着いたかにみえたステージだったが、ここでH ZETTRIOは「田園」を披露。H ZETT Mがソロ名義で初期にリリースし、ここ数年は生で演奏されることがなかった同曲に対し、かねてからのファンは叫び声にも似た声援を送った。その後は早弾きが印象的な「炎のランニング」でさらにその勢いを加速させ、最後はバンドの代表曲「Beautiful Flight」を演奏し、本編のライブは幕を閉じた。