嵐、7年連続『NHK紅白歌合戦』出場決定 予想される披露曲と見どころは?

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(C)タナカケンイチ

 2015年『NHK紅白歌合戦』に、嵐の出場が決定した。嵐は、2009年の初登場から7年連続の出場となる。2010年から2014年にかけては、総合司会としても活躍。紅白にはかかせないグループのひとつとなっている。

 これまでの出場では、毎回オリジナルメドレーを歌唱してきた嵐。ここで今一度、過去のメドレー披露曲を振り返ってみたいと思う。

第60回(2009年):「A・RA・SHI」「Love so sweet」「Happiness」「Believe」

第61回(2010年):「Troublemaker」「Monster」

第62回(2011年):「迷宮ラブソング」「果てない空」

第63回(2012年):「ワイルド アット ハート」「Face Down」

第64回(2013年):「Endless Game」「Breathless」

第65回(2014年):「感謝カンゲキ雨嵐」「GUTS!」

 傾向として挙げられるのは、メンバー出演ドラマの主題歌が、毎年必ず披露されているということだ。その点を考慮すると、2015年は相葉雅紀が主演を務めたドラマ『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)の主題歌「青空の下、キミのとなり」の歌唱が有力ということになるだろう。

 しかし、ここで忘れてはならないのが、今回の紅白のテーマが「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」であるということ。嵐は、最新アルバム『Japonism』から「日本」や「和」を意識した楽曲とライブパフォーマンスに積極的に取り組んでいる。それをふまえると、シングル曲以外の『Japonism』収録曲が披露される可能性もあるのでは……と想像するファンも少なくないのではないだろうか。さらに、今年は今井美樹の久々の紅白出場が決定したこともあり、布袋寅泰とコラボレーションした「心の空」披露という線も捨てがたい。さまざまな状況から、想像は膨らむばかりだ。

 また、2010年『第61回NHK紅白歌合戦』のために制作され、これまで嵐が度々紅白のステージで歌唱してきた「ふるさと」の披露にも期待が高まる。同曲は『Japonism』(通常盤)収録曲でもあるため、今年も披露される可能性は高い。

 ライブを意識し、パフォーマンスに注力するというグループの最近の方向性が、今年の紅白のステージでも大いに発揮されることは間違いないだろう。嵐は今年、久々に出場歌手としての役割に専念することができる。ここ数年の出場とは一味違った彼らの姿を見ることができる放送となりそうだ。

(文=竹上尋子)

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