家入レオ×大原櫻子、慕いあう2人が『恋仲』コラボを披露 大原「同じステージに立ててよかった」
2番手に登場したのは大原の尊敬する人であり、事務所の先輩でもある家入レオ。颯爽と姿を現した家入は、1曲目「純情」のイントロが始まると、スタンドマイクに重心を預け、ヘッドバンキングをし始める。大原の世界観とは一変して、ロックな盛り上がりだ。続けて、「Shine」、「太陽の女神」といった共に夏の切なさを感じさせるシングル曲を披露し緩急あるライブを見せる。家入は、「実は、2マンライブをするのが初めてなんですよ。大原櫻子ちゃんと出来てすごく嬉しいです」と大原との共演の感想を語り、「普段は、らこちゃん(大原櫻子)って呼ばせてもらってて。『FNS歌謡祭 2015 夏』で共演した時に、楽屋が一緒になって、しばらく沈黙が続いたので『Tomorrow never knows〜♪』ってかけたんですよ」と大原が先に話した話題と全く同じ話をするものの、家入本人は気づいていないらしく、会場にはざわざわとした笑いが起きていた。続けて、家入は楽屋で「明日へ」を流した結果、大原が太陽のような笑顔で振り向いてくれたこと、大原と連絡先を交換し、先日は朝ごはんを一緒に食べに行ったことを明かした。
ライブ中盤、バラード曲「Silly」や、「Still」を歌唱、「lost in the dream」ではギターを演奏する場面もあった。「一夏の思い出を重ねて聴いて欲しいです」と話し、始まったのはドラマ『恋仲』の主題歌となった「君がくれた夏」。会場全体が固唾を呑んで曲に身を委ねるようにして聞き入っていた。ライブ終盤、1stアルバム収録曲のロックナンバー「Linda」では会場と会話をするようにコールアンドレスポンスを楽しみ、そのままデビューシングルの「サブリナ」へ。原曲より激しいギターアレンジと、コールアンドレスポンスの流れから熱を持った会場に、家入も「お前らそんなもんか!」と煽り、盛り上がりはピークに達した。そのままラストに「希望の地球」を熱唱し、ライブを締めくくった。
アンコールでは、家入が大原のグッズTシャツを、大原は家入のFC限定Tシャツを着てステージに登場した。大原は、家入のライブを会場の後ろで観ていたらしく、「せめて同じMCをするのはやめようよ(笑)」と話し会場は笑いに包まれていた。家入と大原は互いの印象について、家入が「らこちゃんは可愛いのに中身はすごい男らしい」と話し、逆に大原は家入について「クールに見えるけど、普段は笑顔で可愛い」とコメントし、仲良く互いを褒め称えていた。家入は、「『恋仲』素敵でしたよね? 歌番組でも一緒にあの曲歌ったじゃないですか?」と会場に投げかけるとファンからは歓声が上がった。大原が「みんなにも歌って欲しい」と話し、2人での「君がくれた夏」のコラボレーションへ。コラボが終わると、2人は再び抱き合うと、大原は「同じステージに一緒に立ててよかったね」と感謝の気持ちを述べ、家入は「また出来たらいいですね。同世代ということでお互い頑張っていきしょう!」とコメントし、2人は手を繋ぐとマイクレスで「ありがとうございました!」と叫び、会場には鳴り止まぬ拍手が起こった。
同ライブは『ビクターロック祭り番外編』ということもあり終演後には2016年2月14日に幕張メッセ国際展示場にて開催される『ビクターロック祭り2016』への出演権をかけたオーディション『ワン! チャン!!』の開催が発表された。そして、同発表と合わせて『ビクターロック祭り2016超早割チケット』として¥6,900(税込・ロック価格)の先行チケット発売も決定した。『ビクターロック祭り2016』の第1弾アーティスト発表は11月末日を予定している。
(文=渡辺彰浩/写真=田中聖太郎)
『ビクターロック祭り 番外編 IchigoIchie Join 2 家入レオ×大原櫻子』
10月13日(月)Zepp Tokyo
■セットリスト
大原櫻子
1.Over The Rainbow
2.明日も
3.真夏の太陽
4.オレンジのハッピーハロウィン
5.瞳
6.頑張ったっていいんじゃない
7.Happy Days
家入レオ
1.純情
2.Shine
3.太陽の女神
4.Silly
5.Still
6.lost in the dream
7.君がくれた夏
8.勇気のしるし
9.Linda
10.サブリナ
11.希望の地球
アンコール
EN1.君がくれた夏(with 大原櫻子)
■関連リンク
Eggs オフィシャルサイト
http://eggs.mu/project/onechance
家入レオ オフィシャルサイト
http://www.jvcmusic.co.jp/leo-ieiri/
大原櫻子 オフィシャルサイト
http://sakurako-web.com/