ジャニーズWEST、新曲映像はなぜ“昭和テイスト”に? ドタバタ家族コメディの狙いを読む

 ジャニーズWESTといえば、2013年末に発表された4人でのデビュー発言から、メンバーの強い意思で現在の7人体制にこぎつけたというアツいエピソードを持つ。それだけにメンバー感の結束力、作品に対する全力感がほかのグループよりも強く感じられる。そんな仲間意識の強さや、ストイックな姿勢が「今どきの若者」より「昭和テイスト」に親和性が高いのかもしれない。

 彼らが主演を務める舞台『なにわ侍 団五郎一座』(1月31日迄)も、故・榎本健一さんを筆頭に著名な喜劇人が出演した舞台『雲の上の団五郎一座』をモデルにしたもの。若い女性から、おばあちゃん、おじいちゃんまで、老若男女問わず愛されるグループになる要素を秘めているといえるだろう。2015年、新春コンサート、主演舞台、そして新曲発売と好調なスタートダッシュを決めた彼らに今後も注目したい。

(文=佐藤結衣)

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