超特急が語る、“非アイドル”としての戦略と展望「エンターテインメント感は誰にも負けてない」

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 スターダストプロモーションに所属する若手7人組・メインダンサー&バックボーカルグループの超特急が、12月3日に1stアルバム『RING』をリリースした。同グループは今年で結成3周年を迎え、12月25日には東京・国際フォーラムAでクリスマスライブ『BULLET TRAIN ONEMAN “CHRISTMAS” SHOW 3rd Anniversary Special!!!!!!!! ~聖なる一夜~ 』を行う予定だ。今回リアルサウンドでは、アルバムと同ライブについて、メインダンサーの5人(リョウガ、ユーキ、カイ、タクヤ、ユースケ)にインタビューを実施。特殊なグループ編成のなかでパフォーマンスを繰り広げるメンバー自身が思うことや、昨年に起こったリーダー交代の裏側、クリスマスライブの意気込みについて、大いに語ってもらった。聞き手はライターの土屋恵介氏。(編集部)

「まさかダンスが前に来るグループだとは思ってなかった」(カイ)

ーーまずは、超特急がどんなグループかを聞かせてください。

リョウガ:僕らは2011年12月に結成された、メインダンサー&バックボーカルグループです。ダンサーがメインで、ボーカルが後ろで支えるという、今までにないグループですね。また非アイドルというテーマを掲げていて、いろんなジャンルに挑戦したり、シングルごとに変身したり、なんにでもバケていくってスタイルで活動してます。メンバーは、1号車から7号車までがいて、8号車はファンの方々で、みんなで超特急という新しいジャンルを作り上げていこうって思いがあります。一度見たら病み付きになること間違いなしのグループです。

ユーキ:僕たちのパフォーマンスは、ちょっと変わったダサさを追求しててるところもあるんです。ライブはとにかく全力ですね。それに8号車さんも倍以上に全力でぶつかってきてくれる、その掛け合いがすごいんです。あと、毎回ライブではエンターテインメントを追求していて、ご当地の仮面を被ったり、その場所限定のものをやったり、他のアーティストさんがやらないことをやろうと思ってます。

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カイとリョウガ。

ーーでは、みなさんそれぞれ、超特急を始めた頃はどんな思いを持っていましたか。

カイ:僕は元々、歌やダンスができたらいいなと思ってたんです。EBiDAN(スターダストの演劇集団)では、演劇や舞台をやってたんですけど、そこから歌とダンスのグループを作りますとなって、まさかダンスが前に来るグループだとは思ってなかったのですごくうれしかったです。

リョウガ:僕は元々ダンスを習っていて、ダンサーといえば、バックダンサーになるのが大体の夢じゃないですか。超特急はメインダンサーで、最初は理解ができなかったんです。そもそも、超特急ってチーム名もナゾで(笑)。最初は?マークだらけでした。これから何が始まるんだろう?って気持ちでいっぱいでした。

タクヤ:僕はサッカーを10年くらいやっていて、唯一できない運動がダンスだったんです。それくらいダンスが大嫌いで(笑)、超特急に入ってから始めたんです。僕はあとから入ったんですけど(2012年3月加入)、最初誘われたときは全力で断ったんですよ。元々俳優をやらせてもらっていたので、音楽を全く知らなかったんです。でも、チャレンジという意味で超特急に入ったんです。

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